CA Tech Kids、『Nintendo Labo』の教育的活用を開始

小学生向けプログラミング教育事業の株式会社CA Tech Kidsは、任天堂株式会社の協力のもと任天堂が本年4月20日に発売した商品『Nintendo Labo』の教育的活用を推進していく方針だ。これに伴い、同製品を用いたハッカソン等のイベント開催を発表した。

『Nintendo Labo』とは家庭用ゲーム機「Nintendo Switch™」と組み合わせて遊ぶダンボール工作キットのこと。「Toy-Con™」(トイコン)と呼ばれるダンボールを素材としたコントローラーをプレイヤーが自分自身で組み立て、Nintendo Switch本体と合体させることで、釣りや楽器演奏など、様々なあそびを楽しむことが出来る。また、「Toy-Conガレージ」と呼ばれる簡易プログラミング環境が用意されており、例えば「画面をタッチしたら(入力)→コントローラーが振動する(出力)」、「ボタンを押したら(入力)→画面が光る(出力)」と言うように、さまざまな入力と出力を組み合わせることにより、プレイヤー自身の創意工夫であそび方を発明することができる。
『Nintendo Labo』は、「つくる、あそぶ、わかる」をコンセプトとしており、ただ遊ぶだけではなく、自分自身であそびを作る楽しさを体験するとともに、その過程でそれらの仕組みを理解することができる設計となっており、発売直後から教育的効果を期待する声が上がっている。

2020年に小学校でプログラミング教育が必修化されることを受け、子どもの論理的思考力や創造力を育成することの重要性が近年あらためて注目を集めている。また、ゲームクリエイターやエンジニアなどの職業は小学生の子どもたちの間で将来目指したい職業としてかねてから人気を集めており、2017年3月に株式会社クラレが発表したアンケート調査においても、「スポーツ選手」、「研究者」に次いで、3位に「ゲームクリエイター」、6位に「エンジニア」がランクインしている。

このような現状を踏まえ、CA Tech Kidsと任天堂の両社は「ゲームをプレイするだけの消費者ではなく、自分で作ったゲームで人を楽しませる創造者になろう」というメッセージを発信するべく、2015年にはゲームクリエイターを目指す子どもたちのための特別講座「ゲームクリエイター講座with SUPER MARIO MAKER」を共同開催するなど、これまでも取り組みが行われてきた。簡易プログラミング環境を搭載する『Nintendo Labo』を活用することで、「あそび」を通した「学び」の機会を幅広く提供し、未来のモノづくりの担い手となる子どもたちを応援していきたいという理念から、本取り組みを開始した。

本取り組みの第一弾として、『Nintendo Labo』を用いたハッカソンイベント「Tech Kids School presents Nintendo Labo Hackathon」(テックキッズスクールプレゼンツ ニンテンドーラボハッカソン)を7月25日・26日の両日にわたって共同開催する。本イベントは、『Nintendo Labo』を用いた作品を開発し、その独自性や完成度を競うもので、ダンボール、厚紙、セロファン、麻ひも等の素材を自由に用いて独自の「Toy-Con」を制作するほか、「Toy-Conガレージ」上でプログラムを作成し、参加者一人一人が完全オリジナルのゲームやあそびを発明することをめざしている。

また、CA Tech Kidsが今夏開催する小学生のためのプログラミング体験ワークショップ「Tech Kids CAMP Summer 2018」(テックキッズキャンプ サマー2018)においても、カリキュラムの一部として『Nintendo Labo』を用いた講座を実施する。講座では、子どもたちが実際に『Nintendo Labo』に触れ、その仕組みを考察するとともに、『Nintendo Labo』を用いてどんなゲームやあそびをつくることができるかを検討しアイデアを競い合う「アイデアソン」を行う。

「Tech Kids School presents Nintendo Labo Hackathon」開催概要

  • 内容 『Nintendo Labo』を用いたハッカソン
  • 対象 小学校4年生~6年生 『Nintendo Labo』を所持していなくても参加可能
  • 募集 15名(応募者多数の場合は抽選)
  • 日程 2018年7月25日(水)・26日(木)
  • 両日ともに10時~16時
  • 会場 Tech Kids School 東京渋谷校(渋谷マークシティウエスト17階)
  • 料金 無料