デジタルハリウッド、奈良県教育委員会と公立学校のICT活用教育エバンジェリスト育成を推進

IT関連およびデジタルコンテンツの人材養成スクール・大学・大学院を運営するデジタルハリウッド株式会社は、奈良県教育委員会と連携し、同県の公立学校(小学校・中学校・高等学校・特別支援学校)のICT活用教育エバンジェリスト育成プロジェクトを推進する。

デジタルハリウッドのeラーニングによる教員の指導力向上サービス「デジタルハリウッドアカデミー」を活用し、教員がICTを有効活用して効率的・創造的な授業作りができるよう支援を行う。

提携の背景・目的

奈良県教育委員会は、児童生徒の情報活用能力を高め、情報社会の進展に対応した教育を推進するため、その指導的役割を果たす教員として、ICT活用教育エバンジェリスト(以下、ICTエバンジェリスト)を育成している。

本プロジェクトは、様々な研修を通して、ICTを活用した教育を推進する教員の指導力を向上させ、奈良県教員の資質・能力を高めることを狙いとしている。ICTエバンジェリストは、市町村教育委員会等から推薦された各校種の教員で構成され、以下の役割を担うこととなっている。

  • 自らが担当する教科・科目の授業目標を達成するために、ICTを有効に活用した授業案を考え、実践する。
  • 教科指導以外にも、特別活動、学校行事、部活動、校務事務等の教育活動全般にICTを効果的に活用する。
  • 自らの実践成果を、研修の機会等を通して他の教員と共有し、教育活動の中での更なる実践を促す。
  • 他の多くの教員への助言や研修会等を通して、研修成果の普及を行い、より広範囲での教育活動の更なる改善を支援する。

今回、デジタルハリウッドは、ICTエバンジェリスト向けに、まずは自らがICTの操作やデジタルクリエイティブのスキルを習得できるようeラーニング教材を提供する。
また、それらのスキルを、各々の授業現場で有効に活用できるよう、集合型の研修体制を並行して企画・提供して行く方針。これにより、一層、効率的で創造的な教育活動が各学校で行えるよう支援していくとしている。

奈良県教育委員会の取り組み

奈良県教育委員会では、新学習指導要領や大学入試改革に向けて、教員が学習者に一方的に知識を伝える授業のあり方から、学習者が「自分の考えを表現し、他者の持つ多様性に触れながら、自らの学びを深める」アクティブ・ラーニングへ移行すべく、教員のICT活用を促進している。

平成28年度 学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果(速報値)」における「都道府県別 教員のICT活用指導力の状況(全校種)」の項目で、47都道府県中低位にあるという現状を改善するために、教員の指導力向上と学校のICT環境整備の両面から、ICT活用教育の充実に取り組んでいる。