CA Tech Kids、小学生向けプログラミング学習サービス「QUREO」の法人提供を開始 |EdTech Media

株式会社サイバーエージェントの連結子会社で、小学生向けプログラミング教育事業を行う株式会社CA Tech Kidsは、小学生向けオンラインプログラミング学習サービス「QUREO（キュレオ）」の法人向け提供を開始し、学習塾や習い事事業者、学校や自治体等、プログラミング教室の開校を希望する事業者を全国で募集する。また、導入希望事業者向けの説明会を2月19日（月）にサイバーエージェント本社で実施する。

この記事の目次

1 小学生向けオンラインプログラミング学習サービス「QUREO」の概要
2 事業者向けサービス提供の背景
3 事業者向けサービスの詳細
4 事業者向け導入説明会概要
5 「QUREO」を活用した直営教室「キュレオ・ラボ」概要

小学生向けオンラインプログラミング学習サービス「QUREO」の概要

「QUREO」は、小学生を対象とした、オンラインでプログラミングを学ぶことができるサービス。動画やガイドキャラクターによるナビゲーションなど、オンラインサービスならではの強みを活かしたコンテンツが特徴で、プログラミング未経験の小学生でも自分のペースで基礎的な技術力を身につけることができる。
「QUREO」は、サイバーエージェントグループのゲーム事業会社である株式会社アプリボットとCA Tech Kidsによる共同事業。CA Tech Kidsの持つノウハウに加え、アプリボットが強みとする開発力やサービス設計力、運用力を活かして、約1年をかけて開発してきた。2018年2月19日（月）より、一般個人向けの提供を開始する予定。

事業者向けサービス提供の背景

プログラミング教育については、2020年から日本の全ての小学校において必須となることが決定している。CA Tech Kidsでも、プログラミング教室のフランチャイズ契約に関する問い合わせが増加しており、事業者側のプログラミング教室開校ニーズも増加傾向にある。

近年では地方部や離島地域などでもプログラミング教室を開校する動きがあり、都市部だけでなく、全国的な普及が進んでいる。一方、教室開校に必要なプログラミング教材や指導者については、市場全体で不足感があり、継続的・効果的なプログラミング学習環境を提供していく上での懸念となっている。

CA Tech Kidsでは、どのような地域でも高品質のプログラミング教育サービスが提供できるように、との考えからオンラインプログラミング学習サービス「QUREO」を法人向けにも開放し、プログラミング教室の開校を希望する事業者の支援を開始することを決定した。また、「QUREO」を活用したプログラミング授業を実施する同社直営教室「キュレオ・ラボ」を、研究校として2018年3月より渋谷で開校する。

キュレオ・ラボ

事業者向けサービスの詳細

CA Tech Kidsは、オンラインプログラミング学習サービス「QUREO」の導入を希望する事業者を募集し、当該事業者のプログラミング教室の開校・運営を支援する。「QUREO」の事業者向け機能として、生徒の学習進捗や成績を管理できる機能を提供するほか、CA Tech Kidsによる指導者養成研修や販促ツールの提供など、「QUREO」を活用した教室を開校するための様々なサポートを実施する。

自由度の高い契約形態
同サービスは、フランチャイズ契約ではなく、システム利用の契約。教室の月謝や授業モデルなども各事業者の状況に合わせて自由に設定することが可能。
生徒の学習進度や成績がひと目でわかる学習管理システム
受講生の学習進度や成績を管理する機能を搭載。年齢・レベルに併せたクラス編成も必要なく、生徒一人ひとりのペースやレベルに合わせた指導環境が整えられる。
CA Tech Kidsによる指導者養成研修
プログラミングの知識・技術の習得のほか、生徒とのコミュニケーションの取り方や、教室の運営管理の方法等、プログラミング教室開校のために必要な各種研修を実施する。
その他の導入支援
販促ツールの提供やCA Tech KidsのHPへの掲載によるプロモーション支援、授業モデルの紹介や体験会などの出張サポート等を通して、事業者の「QUREO」の導入を支援する。