株式会社翔泳社は、書籍『ルビィのぼうけん コンピューターの国のルビィ』を2017年4月10(月)に刊行した。『ルビィのぼうけん コンピューターの国のルビィ』は、フィンランドのプログラマーであるリンダ・リウカスがつくった、親子で楽しくコンピューターのしくみに触れる知育絵本。
作者のリンダ・リウカスが描く、色彩豊かな可愛らしいイラスト・キャラクター。主人公が女の子という、子ども向けプログラミング関連の書籍にはめずらしい手にとりやすさが特長。女の子ルビィがコンピューターの中を冒険し、さまざまな出会いを通じてコンピューターの部品の役目や動きかたを知るストーリー部分と、絵本で知った知識や考え方をしっかり身につけるために、遊びながら学べる26のアクティビティ(練習問題)の2つのパートに分かれている。
『ルビィのぼうけん コンピューターの国のルビィ』のあらすじ
『ルビィは想像力と行動力でどんなことだってできちゃう女の子。好きな言葉は「どうして?」 あるたいくつな日、ルビィはお父さんのパソコンのマウスポインター(矢印)が動かないことを発見します。相棒のマウスとともに飛び込んだのは、コンピューターの中の世界。きらきら明滅するビットたち、うるさがたの論理ゲート、命令ばかりするCPU(シーピーユー)など、いろんなコンピューターの国の住人たちに出会いながら、ルビィはぶじマウスポインターを見つけられるでしょうか?』
第1弾『ルビィのぼうけん』(原題:Hello Ruby)
世界20か国で発売された話題の絵本『ルビィのぼうけん こんにちは!プログラミング』は、コードが1文字も出てこないプログラミングの絵本。日本でも、2016年5月の発売後即版を重ねるなど、注目を集めている。前半部は、好奇心いっぱいの女の子ルビィが宝石集めの冒険をする物語。後半は練習問題が用意されている。
著者:リンダ・リウカス
フィンランド、ヘルシンキ出身のプログラマー、作家、イラストレーター。リンダはプログラミングの世界での中心人物のひとりで、Rails Girlsの創立者でもある。Rails Girlsは、あらゆる場所で若い女性にプログラミングの基礎を教える団体。ここ数年間で160 を超える都市でワークショップが開催され、10,000人以上の女性がプログラミングの基礎を学んでいる。