すらら、利用者数5万人を突破

株式会社すららネットのクラウド型学習システム「すらら」で学習する生徒数が、2017年12月末時点で5万1,323人となり、前年比でおよそ35%の増加となった。

「すらら」利用者数増加の要因

「すらら」を導入した追手門学院大手前中学校(大阪)の様子

学校教育でのICT導入への意識の高まり

すららネットは利用者数が伸長している要因の一つとして、学校教育におけるICT導入の意識の高まりを挙げている。

私立学校を中心に、従来の一斉型授業に加えて、生徒個人に対応する学習を提供する動きがある。

その中で、教員の負荷を増やすことなく、生徒一人ひとりの学力に応じたアダプティブな学習が提供できる「すらら」の導入が進んでいる。「すらら」の導入により、「1学年の平均偏差値が6ヵ月で3ポイント上昇」「特進クラスにおける国公立合格者数が過去5年間で最多」といった結果が出ている。

大手塾におけるアクティブ・ラーニングの普及

大手塾においては、2020年の大学入試改革に向けて、主体的・対話的な学習法であるアクティブ・ラーニングを導入する動きが進んでいる。

これを受け、自立学習が可能な「すらら」を用いた反転授業の活用が拡大している。「すらら」を利用することで、生徒が授業の予習として家庭で学習する状況を、講師が一元管理できる。昨年9月より反転授業をスタートした九州の大手塾の英進館では、運用が定着している校舎において、退塾者減・成績向上・家庭学習の実現・保護者の評判形成等の成果が出ているとしている。また従来型の個別指導塾においては、不採算校舎を業態転換し、ほとんどの学習を「すらら」で行う、「自立型個別指導塾」へとリニューアルするケースもある。

すららネットでは今後増加するとみられる大規模運用に対応し、システムの強化やUIの改善、サポート体制の充実に力を注いでいくとしている。