アルクテラスの教育機関向けコラボレーションツール「ClearS」、代々木ゼミナールが導入

アルクテラス株式会社が2017年10月26日(木)にリリースした、教育機関向けコラボレーションツール「ClearS(クリア・エス)」を、学校法人高宮学園が運営する代々木ゼミナール教育総合研究所で導入することが10月31日(月)に決定した。

ClearSは教育機関向けコラボレーションツール。教育機関の生徒同士の学び合いを促進するために開発を行なった法人向けのパッケージサービスとなっている。

アルクテラスは、2014年4月より学習ノート共有アプリ「Clear(クリア)」を企画・開発・運営している。多くの教育機関から「Clearを塾・教育サービス運営企業向けに提供してほしい」との声を受け、ClearSのリリースに至った。

※代々木ゼミナール教育総合研究所とは、以下HPより引用

初等中等教育向けの教員研修・学校支援事業および教育リソース開発(教育研究室)、大学、専門学校等の支援事業(大学支援室)、資格・検定講座の提供と生涯学習向け講座の開発(ライセンススクール)、大学入試情報の提供(入試情報室)、書籍等の編集(出版編集室)など、代ゼミの教育リソースを活かした各種事業を展開

アルクテラス、教育機関向けコラボレーションツール「ClearS」の提供開始

2017.10.30

ClearSの特徴

ClearSによる生徒の学び合いのイメージ図

ClearSの特徴は、大きく分けて次の3つ。

  • 「ノートの公開機能」
  • 「Q&A機能」
  • 「タイムライン機能」

基本機能は学習ノート共有アプリClearと変わらないが、法人向けにクローズドなコミュニティでの利用ができるようになっている。教育機関での生徒どうし・教員どうしの情報共有や、講師と生徒の間のコミュニケーションツールとしての利用が見込まれている。

代々木ゼミナール教育総合研究所のClearS導入の目的

教師の学び合いの実現のイメージ図

今回、代々木ゼミナール教育総合研究所がClearSを導入した目的は、同社が運営する学校法人や教育機関の教員向けの研修事業における、参加する教員と研修講師間の情報共有の促進と、継続的な学習の活性化。「こういったサービスの学校現場への一斉の導入(学校単位での)はハードルが高いが、教員の学習ニーズは高く、個々人の教員の利用であれば推進しやすいのではないか。」とアルクテラス代表の新井氏は語った。

サービスのテスト時に、先生にアンケートを行ったところ、約8割の先生が、自分の教案やナレッジを公開するのに意欲的だったという。ClearSを活用することで、一度研修に参加した者に対して継続的な情報提供・コミュニケーションを行なうことができ、研修内容の定着を促すことが可能となる。

ClearS導入における国内と海外の違い

アルクテラス代表の新井氏と広報の大沢氏は、まだ導入初期なので結論を出すのは早いと前置きしながらも、

「台湾やタイなどの先生は、生徒からの授業中の質問が活発で授業を運営するのが難しいと感じている方が多い。ClearSの活用によって、生徒同士の学び、Q&Aが活発化され、結果として、先生の負荷が減るのではないかという期待で導入頂けることが多い(※上記イメージ図参照)。一方で国内では、先生同士の学びを期待して、スキルや授業の質を高めたいと考えている方が多いという違いがある。」

と語った。

今後の展望

代々木ゼミナール教育総合研究所のClearS導入開始前より、受講者である教員向けのアプリ内イベントの企画が進められている。

アルクテラスは引き続き代々木ゼミナール教育総合研究所と協力体制を敷きながら、ClearSを活用したコミュニティの参加教員を増やし、情報の拡充を目指すという。

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2017.11.09