ブレンディッドラーニングというオンライン学習やeラーニングを活用した学習法が注目されています。

学校現場だけではなく、企業研修の場など多くの場面で活用されているので、耳にしたことがある方も多いかもしれません。また、言葉は聞いたことがないが、説明を聞くとイメージ出来る方も多いかもしれません。

この記事では、ブレンディッドラーニングとはそもそもどういう学習法なのか、どのような場面で使われているのか、ブレンディッドラーニングの特徴などを解説していきます。

ブレンディッドラーニングとは?どんな学習法?反転授業との関連は?

ブレンディッドラーニングとは、オンラインの学習やeラーニングと対面式の授業を組み合わせる学習法のことを指します。ブレンド型学習や折衷学習、統合型学習などと呼ばれることもあります。

ブレンディッドラーニングはアメリカで急速に普及している学習法で、オンライン学習やeラーニングの中に対面式の学習が組み合わされることで、双方の学習のデメリットを補うことができると言われています。

関連した学習法に反転授業があります。反転授業では、課題として授業内容を映像学習などで授業の前に学んでおき、授業時間ではその内容をもとに議論や課題解決を行います。これもブレンディッドラーニングの1種と言われています。

ブレンディッドラーニングの利用場面は?

ブレンディッドラーニングはどのような場面で利用・活用されているのでしょうか。ひとつは小・中・高等学校、大学等の教育現場で活用されています。

日本での事例はまだ少ないですが、個人の学習と対面式の集合授業を組み合わせたブレンディッドラーニングの観点を採用した授業開発も増えてきています。

また、企業研修など人材育成の場での活用も注目されています。事前に予習として動画、eラーニングでインプットしておく、対面式の研修で学んだことをeラーニングで復習するなど、研修の目的に合わせた活用により、効率的な研修が可能となるという考え方もあります。

スマートデバイスの発達・普及によってこうしたことが容易になっている背景もあります。

ブレンディッドラーニングの特徴は?

ブレンディッドラーニングの特徴をいくつか挙げていきます。

生徒主導の学習となり、指導者がファシリテーターとなる

ブレンディッドラーニングでは、先生が主導していく従来の授業ではなく、生徒自身が主体となって学習を進めていきます。動画コンテンツやeラーニングでの学習のため、個々のペースで学習が行われます。これにより、生徒自身が自らのペースや能力に合わせた学習が可能となります。生徒自身の自発的な学習に頼らなくてはならない場面や、学習の進度に差が生じる可能性があります。

また大きな変化として、指導者の役割が挙げられます。ブレンディッドラーニングにおいて、指導者は生徒をサポートするファシリテーターの役割を担います。

何かを教えるのではなく、生徒の学習をサポートすることがメインの役割となります。

ブレンディッドラーニングが今後広まっていけば、指導者に求められる能力も大きく変わっていくことでしょう。

事前に学んだことをもとにディスカッションなどでアウトプットができる

ブレンディッドラーニングを活用することで、事前に必要な知識を共有しておき、対面の際にディスカッションやワークショップなどを行うことができます。

学んだ知識を活用する場面を設けることができるという面で、知識をアウトプットする実践的な学習が実現可能になります。

ICT機器(スマートデバイス)の活用

ブレンディッドラーニングでは、オンライン学習や、eラーニングを活用した個人の学習の場面を設けることが多いです。前提として、タブレット端末やスマートフォンなどのICT機器を用いることが必要です。

指導者がICT機器の使用法を理解する必要があることや、ICT機器、ネットワーク環境が整った学習環境の整備が必要になることを想定しなければなりません。

ブレンディッドラーニングが浸透するか否かのポイントは、こうした環境の整備、指導者の理解にも大きく影響を受けるでしょう。

ブレンディッドラーニングについて詳細を学ぶことができる本は?

ブレンディッドラーニングについてもっと詳しく学びたい方向けに、オススメの本を紹介します。

ブレンディッドラーニングに関連する記事は以下の通りです。