メイツ、学習塾専用「英検アプリ」を2017年9月1日よりリリース

株式会社メイツは、学習塾専用「英検®アプリ」を 2017年9月1日より、AppStore にて正式リリースを開始する。アプリの最大の特徴は講師の指導や準備などをほとんど必要としないで対策ができること。英検準 2 級~5 級まで利用可能となっている。

学習塾専用「英検®アプリ」リリースの背景

2020 年に向けて英検の需要が増大

2020 年度に ICT を用いた教育が取り入れられることや、指導要領が変更されることなど、日本の教育が大きく変わっていく。中でも大学入試は大きく変わると予想される。現在の大学入試センター試験は廃止され、大学入試共通テストになる。大学入試共通テストでは、マークシート問題が見直され、思考力や判断力、表現力をより重視した記述式問題が増える方針となっている。

英語においても、現在の 2 技能(読む、聞く)の評価から 4 技能(読む、聞く、話す、書く)の評価に変わり、民間の資格・検定試験を導入する方針。英検の資格は、現在でも一部の大学入学試験として実際に採用されているが、上記の変化において、今後より一層英検の需要が高まってくることが予想される。

英検対策問題に対する解決策

しかしながら、通常、学習塾が英検講座を開くためには、「英検」指導カリキュラムを用意する、「英検」指導ノウハウを持つ講師を揃える、配点が高いリスニング対策環境を整えるのなど様々なハードルを乗り越えなければならない。このような教育現場の問題を解決すべくメイツでは、講師の負担を最小限に抑えて英検対策指導ができるアプリを開発した。

英検アプリを用いた対策指導について

生徒の自立学習を可能とする指導の流れ

生徒自身に以下の流れを繰り返してもらう

  • STEP1:『診断テスト』を解いて、実力を確認
  • STEP2:『診断テスト』を解いた後に自動で作成される苦手リストの問題を解く
  • STEP3:『大問別対策』『単語力強化』の問題を解きながら、『おすすめ』の欄で間違えた問題を解き直す
  • STEP4:(STEP1)に戻って、『診断テスト』の解いていない回を解いて実力を確認

この 4 ステップを繰り返し、生徒が自立学習指導で進める学習スタイル。また「診断テスト」「大問別対策」には、リスニングも収録されているため生徒自身でリスニング対策を行うことも可能となっている。

英検アプリ学習メニュー

講師は主に進捗確認とやる気を出すサポート役

講師は学習の進捗を確認や生徒のやる気を引き出す声掛け、生徒が解説で詰まっているときの質問対応などの役割を担う。上記のように生徒が自立学習指導で学習するため、講師は生徒 1 人あたりの対応時間が軽減し、1 回の指導(90 分)で、20人程までの生徒の指導が可能。

様々な現場からの声を元に試行錯誤を繰り返したアプリ

どんな世代の講師でも使いこなせるこだわりのデザイン

メイツ開発のアプリは教育現場の講師の声をもとに作成している。英検アプリも、メイツが運営する学習塾の他、複数の学習塾の協力で作成に至った。アプリの使用後、講師に改善点を出してもらい、それを基に作り直していくという工程を 1 年間繰り返し正式リリースに至った。

開発の際に大きな問題であったのは、講師がタブレット指導に慣れておらず指導がやりづらいと感じるところであった。あまりタブレットを使ったことがない講師でも使いやすいよう、すぐに問題画面にたどり着けるような画面遷移に作りかえる、ボタンをできるだけ大きくするなど改良を重ねた。

診断テスト→苦手発見→苦手克服のサイクル

他にも、生徒の苦手分野だけを繰り返し復習させたいという要望が多かったため、「診断テスト」終了後、間違えた問題に対応したオリジナルの「苦手リスト」が生成される仕組みを作成した。これにより生徒個々の苦手を確実につぶすことができ、効率的な学習が可能となった。

指導風景

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教育系の研究科の大学院生です。専門は国語教育の授業開発で、魯迅の「故郷」の授業開発を研究しております。出身は北海道で、大学は京都、現在は関東に住んでいます。読書や美術館巡りが好きです。