「Progate」が東京都商業教育研究会と連携し、教員向けプログラミング研修を実施

株式会社Progateは、プログラミングを教えられる教員の不足を背景に、東京都商業教育研究会と連携し、2017年7月27日(木)に商業高校の教員向けにプログラミング研修を実施した。

研修実施の背景

プログラミング教育の重要性が叫ばれる中、2020年からは学校教育課程の中でプログラミングが必修化・拡充される。それと同時に、プログラミングを教えられる教員の不足が予想されている。Progateは、良質なプログラミング学習教材で授業をサポートし、教員不足の問題を解決するべく、中学校・高校向けにProgateのレッスンを無料で提供する「Progate for School」を2016年11月より展開している。今回の研修会は、「Progate for School」を商業高校の情報処理科での授業やプログラミング検定対策に活用するため、東京都商業教育研究会と連携し、商業科の教員育成の一環として実施された。

研修会の内容

今回の研修会では、「はじめてのJava(プログラミング基礎)」と題して、プログラミング未経験の教員向けにJava言語の研修を実施した。ProgateのJavaコースを使用し、プログラミングの必須知識である、変数や配列、条件分岐や繰り返し処理、メソッドなどを参加者全員が学んだ。

また、全商情報処理検定2級のJavaプログラミングの問題も扱い、検定対策としての活用方法も提示した。

研修会に参加された先生の声

研修後のアンケートでは、「Progateをやった後、プログラミングのイメージは変わりましたか?」という質問に対し、参加者の80%が「イメージが変わった」と回答。また、以下のような感想も寄せられた。

  • 教科書で学ぶより、実際にやってみた方が良いということを実感しました。
  • 勉強すれば、PCが苦手な私にもできるような気がしました。
  • 私自身のスキルアップとしてさらに学びたいと感じました。

また、「プログラミングをもっと学びたいと思いましたか?」という質問に対しては、参加者の90%が「もっと学びたい」と回答するなど、未経験の先生のプログラミングへの苦手意識を取り除くことができた。

そのほかにも以下のような声があった。

  • スモールステップで達成感を感じられて楽しかったです。
  • 環境設定をする必要がないのですぐに学習に取り掛かれるところがとても良いです。説明文を読み込んで頭で考え学習するのではなく、視覚的な説明がメインなので生徒もわかりやすいのではないかと感じました。

東京都商業教育研究会長 大林誠先生(東京都立第一商業高等学校長)のコメント

商業高校では汎用コンピュータの時代から情報処理という授業でCOBOLなどのプログラミング言語を指導してきました。教員の大量退職大量採用の時代を迎えて、これまでプログラミングを指導してきたベテラン教員に代わってプログラミングを指導する若い世代の育成が急務です。

本研究会でも数年前から様々な形式のプログラミング研修を実施してきました。

しかし、プログラミング研修の場合は、言語を理解するためにある程度の日数が必要で、その期間が長いと受講者が激減し、日数を短くすると受講者も研修満足度が低いというジレンマがありました。
そのため、効果的な研修運営について模索していたところです。

今回のProgateの研修では個々のレベルに合わせた受講が可能で、研修終了後も継続した学習ができるため、プログラミングの研修には最適だと確信しました

 

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教育系の研究科の大学院生です。専門は国語教育の授業開発で、魯迅の「故郷」の授業開発を研究しております。出身は北海道で、大学は京都、現在は関東に住んでいます。読書や美術館巡りが好きです。