フィリピンの公立高校にオンライン学習動画サービス『Quipper Video(クイッパービデオ)』の導入が決定 

株式会社リクルートマーケティングパートナーズの海外子会社Quipper Limited社が提供するオンライン学習動画サービス『Quipper Video(クイッパービデオ)』のフィリピン 自治体での導入が決定した。

Quipper導入の背景

フィリピンは、2013年1月に上院、下院を通過した「基礎教育改革法案」で、アジアで唯一10年制だった初等中等教育が12年制となり、2017年夏に12年生(高校3年生相当)が新設される。現在、大きな教育環境変化を迎えるなか、公立学校でも電子教材を積極的に取り入れるなど、公教育のデジタル化が進みつつある。

大学進学率の上昇も期待される一方、一斉授業で成績上位者と下位者の差が広がっていくことを懸念したラスピニャス市は、下位層の成績底上げのためにデジタル学習の導入を検討、試験運用を経て、この度、次年度開始の2017年6月からQuipper Videoの採用が決定した。

Quipper Videoの動画視聴中

活用方法

具体的な活用方法として、下記2通りを予定している。

  • 授業中:生徒は授業冒頭にQuipper Videoの動画を視聴。その後、先生が補足の解説をおこない、ディスカッションなどを経て授業の最後にQuipper Videoの該当する演習問題を取り組む
  • 放課後、補習授業:学校のコンピュータ室でわからなかったトピックを個別で個人のペースでQuipper Videoで学習

Quipper (Philippines)ついて

Quipper School

学校の先生向けに「宿題」や授業中の「課題」に必要なコンテンツ(演習)を提供するプラットフォームで、先生が手作業でやってきた丸付けや進捗管理業務をオンライン化して手助けするものとなっている。

  • 対象:小学4年生〜高校3年生
  • 価格:無料 ※契約条件により異なる場合がある

Quipper Video

経験豊富な講師の授業動画、課題(演習)に取り組むことができる学習動画サービス。時間、場所の制約なく、かつ低価格で学ぶことができる。

  • 対象:G10、G11、G12(高校1年生、2年生、3年生相当)
  • 価格:1年間3600ペソ/月300ペソ(年間約9,000円/月750 円)※契約期間などにより、金額は異なる

6カ国300万人の生徒、25万人の教師に利用される『Quipper School』を展開

Quipper Limited社は、渡辺雅之氏が2010年にイギリス ロンドンで創業。インドネシア・フィリピン・メキシコ・日本・イギリスの世界5カ国に展開。「Distributors of Wisdom」は 国境や貧富の差を超えて、世界中で誰もが学びたいものを好きなだけ学べる“知の流通革命”の実現を目指す、海外向けのオンライン学習サービスである。

2013年からインドネシア・フィリピン等を中心に、オンラインラーニングプラットフォーム『Quipper School』を展開。生徒の学習・先生の宿題管理・問題作成・チュータリングなどをサポート。そして、2015年に株式会社リクルートマーケティングパートナーズ傘下に入り、現在に至る。
『Quipper School』は世界各国で無料生徒会員約300万人、約25万人の教師に利用されるサービスへと成長した。

2015年からは、スタディサプリの海外版として講師陣による授業がオンラインで受講できる『Quipper VIDEO』も、インドネシア、メキシコ、フィリピンで展開。各国の教育制度や方針に準ずるため、すべて現地で撮影・制作を実施、各国の講師の授業を収録しローカライズしている。

Quipper
Developer: Quipper Ltd.
Price: Free
  • Quipper Screenshot
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ABOUTこの記事をかいた人

教育系の研究科の大学院生です。専門は国語教育の授業開発で、魯迅の「故郷」の授業開発を研究しております。出身は北海道で、大学は京都、現在は関東に住んでいます。読書や美術館巡りが好きです。