レアジョブ、語学留学事業に参入

オンライン英会話サービス事業を運営する株式会社レアジョブは、フィリピンの語学留学事業を運営するGrandline Philippines Corporationと語学留学事業参入を目的として、資本業務提携契約を結んだ。

写真)左:Grandline 代表取締役 金光氏、右:レアジョブ 代表取締役社長 中村氏

資本業務提携の背景およびねらい

レアジョブは、2007年よりオンライン英会話事業をスタートし、個人だけではなく、企業・学校のに幅広く利用されている。

近年では、オンラインレッスン以外にも、日本人による英語学習カウンセリングサービス、さらには通学を組み合わせた短期集中プログラム「レアジョブ本気塾」の展開など様々な形態の英語学習サービスを提供している。カスタマーが「英語を話せるようになるために」、より効果的な学習を行い、そのスピードを早めていくため、オンラインレッスンに加え、対面形式のオフラインレッスン、および海外留学を伴う実践の機会の提供は、カスタマーのレベルや学習段階によっては必要だと考え、サービス提供の検討を勧めていた。

提携を結ぶGrandlineは、2011年より海外英語留学事業をスタートし、フィリピンのメトロマニラ・マカティ市内に語学学校を構え、外資系会計事務所や金融系企業の法人研修を中心に、多くのビジネス英会話留学生を迎えている。各業種に合わせてカリキュラムがカスタマイズされたマンツーマンレッスンにとどまらず、多くの外資企業が進出するビジネス中心地の、マカティ市内という立地の良さを活かし、現地企業と連携したフィールドワークの実施など、より実践的なプログラムを強みとしている。

今回の提携により、Grandlineが展開している語学留学サービスを、レアジョブブランドとしてリニューアルをし、2017年5月以降を目途に販売を開始していく予定。また、オンラインレッスンとの連携も随時、検討する。

業務提携の主要内容について

レアジョブブランドとして、ビジネスパーソン向けの語学留学サービスとして、2017年5月以降に販売を開始する。レアジョブは留学生との窓口および販売を担当し、Grandlineは業務委託を受け、現地の教室の運営を行う。さらに、留学生の受け入れだけではなく、マニラ近郊の海外赴任者をターゲットとした通学サービスも強化する。

資本提携の主要内容について

レアジョブは、Grandlineの第3者割当増資を引き受ける形で、全発行済株式の20%を取得する。増資資金は、より良い留学環境と事業拡大のため、教室の拡大に充当予定。

フィリピン全体、メトロマニラの留学動向について

フィリピンの語学留学は、欧米への留学と比較して、1対1のマンツーマンレッスンを非常に低価格で受講でき、効率よくスキル向上を図れることから、セブ島の語学学校を中心に注目されてきた。

日本からの留学生数は2013年に年間2万人を超え、2015年には約3.5万人にまで達すると見込まれている。セブは個人の留学者から人気を集めているが、近年増加している法人研修ニーズでは、国家全体のGDPの3割強を占めるビジネスの中心地である、メトロマニラが注目されている。