長崎県の教員採用試験の特徴、倍率、受験資格、給与・待遇、おすすめの参考書、問題集、試験対策は?

公立学校の教師・教員になるためには、各自治体で行われる教員採用試験を受験し、合格する必要があります。倍率も決して低い試験ではないので、どういった試験が行われるのか知っておき対策を行うことが必須です。この記事では、長崎県の教員採用試験についてまとめています。

長崎県教員採用試験の特徴

長崎県の教員採用試験は、以下のようなスケジュールで行われます。(参考: 平成29年度長崎県公立学校教員募集案内・採用選考要項)

日程 内容
5月上旬〜 実施要項等の配布開始
5月中旬〜下旬 出願期間
7月中旬 第1次選考試験
8月上旬 第1次結果通知
8月中〜下旬 第2次選考試験
10月上旬 第2次結果通知

第1次試験

長崎県の教員採用第1次試験では、教育原理・教育心理・教育法規等教職に関わるもの、及び教員に必要な一般的教養が出題される「教職・一般教養」、出願した区分に対応した内容が出題される「専門教科・科目」の筆記試験が行われます。

中学校・高等学校の音楽・美術・保健体育科では、筆記に加えて「実技試験」が課されます。また中学校・高等学校の英語科志願者には、集団討論形式の「英会話力テスト」が1次試験に追加されます。

第1次試験: 免除制度

長崎県は、第1次試験免除制度があります。区分によって免除の内容が異なります。対象は、

  1. 中学校・高等学校の保健体育教諭志願者の中で、国際レベルの大会に日本代表として出場した者、又は日本選手権レベルの大会において優秀な成績を収めた者
  2. 前年度、長崎県公立学校にて臨時的に任用されている者で、過去5年間において3年以上教員を経験し、優秀と認められる者。
  3. 前年度において、国公立学校本務教員で、受験する校種、教科・科目と同一の本務教員経験を2年以上有している者。
  4. 前年度の第2次試験不合格者の中で、成績優秀の者。ただし前年度と同一校種教科・科目を受験する者。

とされています。

第1次試験: 加点制度

また長崎県の第1次試験には、加点制度があります。要件を満たす場合、申請をすることで第1次試験の点数に1項目につき5点の加点を受けられます。加点対象となるのは最大で2項目、合計で10点までです。

平成29年度加点対象要件一覧()内は対象受験区分

  1. 司書教諭の資格を有する者(全校種)
  2. 教職大学院の修了した者又は在学している者(小・中・養教)
  3. 英検準1級以上、TOEFL PBT 550点以上、CBT213点以上、iBT80点以上又はTOEIC 730点以上のいずれかを有する者(小・中高英語)
  4. 特別支援学校普通免許を有する者(小・中学校)
  5. 複数教科の中学校普通免許状を有する者(中学校)
  6. 高等学校「情報」の普通免許を有する者(高等学校)
  7. 高等学校「福祉」の普通免許状を有する者(高校福祉以外)
  8. 特別支援学校小学部志願者で、中学校・高等学校普通免許状を有する者(特支)
  9. ゞ中学部・高等部志願者で、小学校普通免許状を有する者(特支)
  10. 視覚障害又は聴覚障害に関する教育の領域を定めた特別支援学校普通免許状を有する者(特支)
  11. 看護師の免許状を有する者(養護)

第2次試験

1次試験を突破すると、第2次試験に進むことができます。8月中〜下旬頃に行われる第2次試験では、全校種1日目に「適性検査」「小論文」、2日目に「個人面接」「教壇における課題面接(養護教諭を除く)」が行われます。

小学校、中学校の技術・家庭、高等学校の家庭・福祉・養護教諭を志願する方は、加えて「実技適性試験」が課されます。平成29年度小学校教員志願者に課された実技試験の内容は、「歌・オルガン(音楽)」と「器械運動、ボール運動、水泳(体育)」でした。平成30年度の試験からは、「英語による簡単な表現テスト」が加わります。

2次試験に合格すると、翌年度から教員として採用されます。

長崎県は、「教員採用候補者の名簿登録期間更新」制度を取っています。教職大学院進学予定者または、教職大学院に在籍する方が対象です。該当する方が長崎県の選考試験に合格した場合、大学院の修了まで名簿登載期間を延長できます。ただし登録期間を更新する際は、次年度にまた書類と面接審査に通過する必要があります。

ここまでは長崎県の教員採用試験一般選考についてお話しました。

特別採用選考

長野県には一般選考の他に、「特別採用選考」区分があります。特別採用選考は、以下の3種類です。

  1. 社会人特別採用選考
  2. スポーツ指導者特別採用選考
  3. 障害者特別選考

特別採用選考における要件や、選考上の特別処置はそれぞれ異なります。該当する方は、受験年度の要項をご確認ください。

長崎県の教員採用試験の倍率

以下はすべて平成29年度(平成28年度実施)教員試験の選考結果です。

小学校

・・・2.8倍

中学校

  • 国語・・・8.2倍
  • 社会・・・18.2倍
  • 数学・・・9.3倍
  • 理科・・・5.9倍
  • 音楽・・・10.3倍
  • 美術・・・8.5倍
  • 保体・・・10.7倍
  • 技術・・・7.5倍
  • 家庭・・・3.5倍
  • 英語・・・6.3倍

高等学校

  • 国語・・・4.7倍
  • 世界史・・・7倍
  • 日本史・・・19倍
  • 地理・・・5倍
  • 数学・・・11.5倍
  • 物理・・・6倍
  • 科学・・・14倍
  • 生物・・・9.5倍
  • 音楽・・・15倍
  • 美術・・・5倍
  • 保体・・・12.2倍
  • 家庭・・・3.5倍
  • 英語・・・3.6倍
  • 機械・・・4倍
  • 電気・・・4.5倍
  • 建築・・・6.5倍
  • 商業・・・14倍
  • 水産(航海)・・・2倍
  • 水産(食品)・・・3倍
  • 福祉・・・4.5倍

特別支援(小・中・高合算)

・・・2.4倍

養護教諭

・・・3.1倍

長崎県教員採用試験の受験資格について

一般選考で受験する方は、志願区分に応じた教員免許を取得済み、あるいは取得見込みであれば大丈夫です。

特別選考制度で受験する方は、それぞれ必要な要件があります。

長崎県の教員の待遇(初任給)について

長崎県の教員初任給は、大卒の方の場合208,316円です。この他に状況に応じて、扶養・住居・通勤等の諸手当が付きます。

長崎県の教員採用試験にオススメの参考書・問題集は?

長崎県は、インターネット上に筆記試験の過去問が公表されています。問題と解答例は、以下のページから確認することができます。

長崎県公立学校教員採用選考試験の過去の問題

過去問の分析に加え、参考書や問題集で試験対策を行いましょう。以下は、長野県の教員採用試験の対策を行う上でオススメの参考書や問題集です。

1次試験では「教職・一般教養」「専門教科・科目」の筆記試験、2次試験では「適性検査」「小論文」「個人面接」「教壇における課題面接」が行われます。試験前はそれぞれの対策を行っておきましょう。

以上、「長崎県の教員採用試験の特徴、倍率、受験資格、給与・待遇、おすすめの参考書、問題集、試験対策は?」でした。

参考資料

平成29年度長崎県公立学校教員採用選考試験実施要項

https://www.pref.nagasaki.jp/shared/uploads/2016/05/1462664296.pdf

 

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