ヒューマングループ、事業所内保育所運営に本格参入

ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で介護事業や保育事業等を展開するヒューマンライフケア株式会社が、東京工業大学大岡山キャンパス内の学内保育所「てくてく保育園」の運営を受託、2017年4月1日(土)に開園する。

てくてく保育園内部の様子

「てくてく保育園」を第一弾として、ヒューマングループは、待機児童問題解消に向け、事業所内保育所の運営受託に本格参入する。

近年、女性就業者の増加に伴い、保育を必要とする子どもの人数が増え、保育所に入れない待機児童が社会問題化している。厚生労働省が発表した2016年4月時点での待機児童数は2万3553人(前年比386人増)と増加しており、受け入れ態勢の整備が急務となっている。

「てくてく保育園」について 〜安心安全で地域に開かれた学内保育所〜

東京工業大学 国際交流会館本館

東京工業大学の学内保育所「てくてく保育園」は、国内外から訪れるトップレベルの研究者や学生が、保育園に入れないことを理由に教育や研究を辞めざる得ない状況を改善し、国際化の推進および優秀な人材交流の活発化を目的に開設される。

東京工業大学の職員や学生だけでなく、大田区が認可する事業所内保育所として、定員の一部を地域の方がにも開放する。

東京工業大学を象徴するテクノロジーの「テク」と、子どもたちが“はいはい”“よちよち”から“てくてく”へ健やかに育っていくようにとの願いとを込めて、「てくてく保育園」と名づけられている。

「『成長の環』を無限に広げる」を運営理念に、子どもたち一人ひとりが発揮する個性を受け止め、また、子どもたち自らの自己表現・思いの発信を待ち、支えることで、自己表現力を育成する。

海外から赴任する研究者や留学生の子どもを受け入れて、多彩な文化を大事にする園で、体験から自然と学びへの意欲を育てる活動のほか、移り変わる季節を感じ豊かな情緒を育むイベントを毎月実施し、子どもたち同士や園と保護者とのふれあいの機会を設ける予定。

今後の展望およびグループシナジーの活用について

ヒューマングループは、10年以上にわたる保育所運営実績(首都圏を中心に19か所の認可・認証保育所や院内保育、学内保育)を有している。

近年は保育士育成にも注力しており、株式会社としては初となる厚生労働大臣指定保育士養成施設「総合学園ヒューマンアカデミー東京校 チャイルドケアカレッジ こども保育専攻」や、日本で初めて英国国家職業資格BTECに認定された「チャイルドマインダー養成講座」の運営など、「保育」に関連する事業を拡大している。

また、ロボット教室をはじめとする児童教育事業や、学童保育事業も手掛けており、保育士の確保や、保育サービス・教育サービスの提供などを幅広くカバーした、ヒューマングループならではの特長ある提案により、2〜3年後を目途に約10園の事業所内保育所の受託を目指している。

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EdTech(教育×テクノロジー)をテーマにした「EdTech Media」、教育業界に特化した求人サービス「Education Career」を運営する、株式会社ファンオブライフ代表取締役。 EdTechのムーブメントを、情報と人材の面から支援している。