近畿大学、新たな学術拠点「ACADEMIC THEATER」をオープン。学習型カフェ「CNN Café」が出店

近畿大学は、現在、東大阪キャンパスの大規模整備「超近大プロジェクト」を実施している。その第一期工事が完了し、2017年4月6日(木)に新たな学術拠点「ACADEMIC THEATER(アカデミックシアター)」をグランドオープンする。

東大阪キャンパスの新エリア「ACADEMIC THEATER」は、5つの建物で構成された、文理融合による実学教育のための拠点。

中核施設となる「BIBLIOTHEATER(ビブリオシアター)」は、編集工学研究所所長の松岡正剛氏をスーパーバイザーに迎えて開設する新生図書館。その他にも女性専用室を完備した24時間利用可能な自習室など、学生が主体的に学べる環境を整えている。「超近大プロジェクト」では、今後も第二期工事として食堂や実験棟などを建設し、2020年)の完成を予定している。

【施設紹介】インターナショナルフィールド(1号館)

留学、国際交流、外国語教育などを一体的に行うインターナショナルセンターを配置し、留学生、外国人講師、在学生のほか、地域住民も含めた多様な人々が利用する異文化・多言語の出会いの場を創出する。この施設を中心として、全学的なグローバル人材の育成に取り組む。

【施設紹介】実学ホール/オープン・キャリアフィールド (2号館)

学生の成果発表などに活用できる実学ホールを設置。

また、社会に開かれた場所として、就職を支援するキャリアセンター、産学連携を推進するリエゾンセンター、卒業生の窓口である校友会、自治体との連携などに取り組む社会連携推進センターの機能を一つのフロアに集約し、幅広い支援を一体的に行う。

【施設紹介】ナレッジフィールド(3号館)

1・2階が自習室、3・4・5階が教室となる、学生の自発的な学びを支援する施設。女性専用室を完備した24時間利用可能な自習室など、他大学にはない仕様となっている。学生は、スマホアプリで座席を予約し、いつでも自習室を利用することができる。

【施設紹介】アメニティフィールド(4号館)

学生が利用できるカフェなどを設置。リラックスするだけでなく、カフェでも学べる空間づくりがコンセプト。世界のニュースにリアルタイムに触れられる学習型カフェ「CNN Café」、“サードウェーブコーヒー”として注目の「ALL DAY COFFEE」の2店が日本の大学に初出店する。

CNN Caféイメージ図

アメリカのニュース専門放送局「CNN」がプロデュースするカフェ。日本の大学では初出店。

店内の4つのモニターでは常時CNNのニュースが流れ、学生が日常的に世界のニュースを目にすることができる。昨年4月の国際学部開設を機に、全学的なグローバル化を推進するなかで、学生が気軽に英語に触れられる機会を提供する。

【施設紹介】BIBLIOTHEATER(ビブリオシアター)(5号館)

編集工学研究所所長の松岡正剛氏監修のもと、独自の図書分類「近大INDEX」によって約7万冊の書籍等を収蔵する新図書館「BIBLIOTHEATER」。

1階は「NOAH33(ノア33)」と名付けて一般図書を中心に約3万冊を配架、2階は「DONDEN(ドンデン)」と名付け、マンガ約2万2千冊を含め、新書、文庫など約4万冊を配架する。また、「ACT(アクト)」と呼ばれる42室のガラス張りの小部屋を設置し、社会の諸問題を解決に導くために学生が議論などを行うプロジェクト空間として活用する。

松岡正剛氏のコメント

図書館ではない超図書館モデルを提供してみたかった。「本の街」のようで、いつも目新しい「知と遊と技」に出会え、何度でも未知のドラマに出入りしたくなる「ビブリオシアター」のような書籍空間だ。2層構造にした。1階のNOAH33は既存の図書分類にもとづかないテーマ書棚がビルのように組み立ち、2階のDONDENは多彩なマンガがメインになりながらも、夥しい新書群がこれをフォローする。世界初の試みだ。

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EdTech(教育×テクノロジー)をテーマにした「EdTech Media」、教育業界に特化した求人サービス「Education Career」を運営する、株式会社ファンオブライフ代表取締役。 EdTechのムーブメントを、情報と人材の面から支援している。