さいたま市の教員採用試験の特徴、倍率、受験資格、給与・待遇、おすすめの参考書、問題集、試験対策は?

自治体によってその倍率や内容に差はありますが、教師・教員になるためには、各自治体で行われる教員採用試験を受験し合格する必要があります。この記事では、さいたま市の教員採用試験についてまとめました。
※さいたま市の志願区分は、小学校教員、中学校教員、養護教員、栄養教員です。さいたま市での勤務を希望している場合でも、高等学校教員や特別支援学校の高等部教員を志願する方は、さいたま市ではなく埼玉県の教員採用試験を受験する必要があります。

さいたま市教員採用試験の特徴

さいたま市の教員採用試験スケジュールは、以下のようになっています。(参考:平成29年度(平成28年度実施)さいたま市公立学校教員採用選考試験要項)

5月上〜中旬 志願書提出
7月中旬ごろ 第1次試験受験
8月上旬ごろ 第2次試験受験

一般選考の場合、1次試験は「教科、専門分野」「一般教養、教職教養」についての筆記試験と、1グループにつき40分程度の集団面接試験が行われます。教科、専門分野の試験内容は「志願する教科等に関し、教員として必要な知識、技能及び学習指導法等の基礎を問う択一式の試験」とされており、一般教養、教職教養の試験内容は「人文・社会・自然科学及び時事問題等の分野に関するものや教育原理等の教職科目の各分野にわたる基礎的教養を問う択一式の試験」とされています。

1次試験に合格すると、8月上旬ごろに行われる2次試験を受験することとなります。

2次試験は、2日に分けて行われます。全受験者共通で1日目に「適性検査」「論文試験」「個人面接試験」が課されます。論文試験では「学校教育に関する論題についての論述(1題・45分・800字以内)」が求められます。

2日目は「実技試験」が受験者の志願区分ごとに内容が異なります。小学校教員の試験内容は「模擬授業」「模擬授業に係る質問」「場面指導」です。中学校、養護、栄養教諭志願者は「教科等に関する実技(模擬授業や模擬授業に係る質問を含む)」「場面指導」が課されます。どちらにも共通する場面指導では、「学習活動や生徒指導等の様々な場面を設定し、その場面で児童生徒や保護者にどのような対応をするのか」が問われます。

ここまでさいたま市教員採用試験の一般選考についてあげましたが、さいたま市にはもう一つ「特別選考」があります。特別選考枠で受験すると、特別選考の種類によりますが、1次試験が免除されたり、筆記試験に代えて論文試験が課されたりします。

特別選考は「小学校大学推薦特別選考」「経験者特別選考」「臨任教員勤務実績特別選考」「小学校音楽専科特別選考」「青年海外協力隊等派遣特別選考」「特別支援教育特別選考」「社会人特別選考」「障害者特別選考」「小学校英語教育推進特別選考」と全部で9つあります。それぞれ対象区分、条件が異なります。

さいたま市の教員採用試験の倍率

以下は平成28年度(平成27年度実施)選考試験の結果です。

小学校教員・・・4.6倍

中学校教員全体・・・5.4倍

  • (社会)・・・5.3倍
  • (国語)・・・6.2倍
  • (数学)・・・5.3倍
  • (理科)・・・3.5倍
  • (音楽)・・・8.5倍
  • (美術)・・・4.3倍
  • (保健体育)・・・9.1倍
  • (家庭)・・・3.7倍
  • (英語)・・・3.9倍

養護教員・・・10.8倍

栄養教員・・・9.5倍

さいたま市教員採用試験の受験資格について

特に変わった受験資格はありません。志願区分の普通免許状を所有している、または取得見込みである方は試験を受けられます。

ただし特別選考については、それぞれに必要な要件があります。

さいたま市の教員の待遇(初任給)について

小・中学校教員で大学卒の場合、初任給は229,000円です。

埼玉県の教員採用試験にオススメの参考書・問題集は?

埼玉県・さいたま市の教職・一般教養過去問 2018年度版

埼玉県・さいたま市の一般教養参考書 2018年度版

埼玉県・さいたま市の教職教養参考書 2018年度版

参考

さいたま市ホームページ、さいたま市教育委員会「平成29年度(平成28年度実施)さいたま市公立学校教員採用選考試験」

実施要項

http://www.city.saitama.jp/006/001/001/002/p001506_d/fil/H29youkou.pdf

平成28年度(平成27年度実施) さいたま市立小・中学校等教員採用選考試験 名簿登載者数等の状況

http://www.city.saitama.jp/006/014/008/003/004/006/p012239_d/fil/H28goukakusha.pdf