ヒューマンアカデミー、フィリピン最大手の人材サービス会社と日本語教育分野で協業

ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、教育事業を運営するヒューマンアカデミー株式会社とMagsaysay People Resources Corporationは、フィリピンにおける日本語教育を目的とする覚書を締結した。

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覚書締結の背景と目的

国内では、女性の社会進出を後押しするため、地域を絞って規制を緩和する「国家戦略特区」での家事支援や、深刻な人手不足が懸念される介護現場などへの外国人労働者の受け入れ拡大に向け、議論が進んでいる。

少子高齢化とそれに伴う労働人口の減少が進む日本において、外国人労働者は人手不足を補う貴重な存在として、期待が寄せられる一方、日本語や日本文化・習慣を知らない外国人労働者の受け入れに不安の声もあがっている。仕事上の行き違いや、思ったように業務指示が伝わらないなど、日本語が未熟であるが故に起こる職場でのトラブルや不十分なコミュニケーションによるサービスの低下を防ぐため、日本語教育の充実などの対策が求められている。

マグサイサイ ピープル リソース社は、1948年の設立以来、フィリピン、インドネシア、中国、東欧、中米、北米などで事業を展開している世界有数の人材会社。接客や観光、ヘルスケア、エンジニア領域など幅広い職種にわたり、世界で活躍できる人材を育成するため、実践的な職業トレーニングを実施している。また、職場でのコミュニケーションも重視し、スペイン語、イタリア語、ドイツ語、日本語などの語学研修やチームワーク、リーダシップスキル開発の教育も提供している。

ヒューマンアカデミーは、外国人に対する日本語教育を行う「ヒューマンアカデミー日本語学校」において、実績・ノウハウを有している。マグサイサイ ピープル リソース社との協業により、日本で「家事代行サービス」や「介護サービス」での就業を目指すフィリピン国籍の方に、仕事上で円滑な意思疎通を図ることができるよう、業種・職種に応じた、より実践的かつ体系的で、高いレベルの日本語教育を実施する。さらに、日本の文化・習慣等への理解を深め、外国人労働者が長期間にわたって日本社会で良好な人間関係を築き、地域社会の一員として適応するための指導を充実させる。

ヒューマンアカデミー株式会社とMagsaysay People Resources Corporationの協業内容

①フィリピン国内における実践的な日本語教育の実施

日本で「家事代行サービス」や「介護サービス」での就業を目指す人材に、それぞれの業務に合った専門的な日本語教育の実施。

②日本語教師の育成支援

これまで日本国内で、1,800名以上もの日本語教育能力検定合格者を輩出してきたヒューマンアカデミーの講師養成ノウハウを活用し、実践につながる体系的な知識を習得した質の高い講師養成の支援。

③職種別の日本語能力認定資格の新設

業種、職種により求められる日本語能力レベルが異なることから、必要に応じたレベルを設定し、そのレベルに達していることを認定する資格の新設を検討。

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EdTech(教育×テクノロジー)をテーマにした「EdTech Media」、教育業界に特化した求人サービス「Education Career」を運営する、株式会社ファンオブライフ代表取締役。 EdTechのムーブメントを、情報と人材の面から支援している。