ディスカッション形式の「実力がつく授業」をオンラインで実現!グロービスが提供する「オンラインMBA」とは

社会人でキャリアアップしたい、より一歩成長するためにといった理由でMBAの取得を検討されたことのある方もいるのではないでしょうか。国内のMBAで知名度の高い、グロービス経営大学院は、2006年の設立以来、多くの社会人にMBAプログラムを提供しています。

そのグロービス経営大学院に修了に必要なすべての科目をオンラインで受講してMBAを取得できるプログラムがあるのはご存知でしょうか。2014年10月より「オンラインMBAプログラム」を開講し、グロービスの特徴である「ディスカッション形式での授業」をオンラインで実現しています。

今回は、グロービス経営大学院の副研究科長であり、このプログラムの責任者でもある荒木氏にオンラインMBAの特徴や他校との違いを伺い、実際にオンラインで「経営戦略」の授業を受講させていただきました。

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荒木 博行氏 住友商事株式会社を経て、グロービスに加わり、法人向けコンサルティング業務に従事。 現在は、グロービス経営大学院にてオンラインMBAのマネジメントを行うとともに、グロービス経営大学院及び企業研修における戦略系、および思考系科目の教鞭を執る。

ーー荒木さんは、オンラインの授業だけではなく、実際の教室で開講される授業の教員としても登壇されています。リアル教室で行われる授業とオンラインの授業の違いはどのようなものと考えていますか?

グロービス経営大学院では、通学でもオンラインでも、扱っている教材は共通であり、学ぶ内容も同じです。そして、いずれにおいても教員と学生、学生同士の「双方向性」ということを重視したクラスを設計しています。つまり、学生は教員の話を一方的に聞く形式のクラスではなく、学生の発言を起点にした議論を通じて学びを深めていく、というスタイルです。

一方、オンライン独特の進め方に「チャット」というものがあります。チャットというのは、クラス中にテキストベースで意見を自由に述べることができる仕組みです。通学であれば、挙手して発言しない限りは個人の意見は表に出すことはできませんが、オンラインではチャットを通じて思いついたタイミングで意見を表明することができるのがポイントです。結果的に、オンラインではチャットも含めた個人の発言量は通学に比べて圧倒的に高まります。オンラインで学んだ人の最初の感想は、「休む暇がなかった」「ずっと頭を使い続けていた」という声が多いのですが、それはこういった仕掛けによって、常に教員からの問いかけに答え、周囲からの突っ込みにも反応する、という双方向性が担保されているからなのです。

ーーなるほど、MBAと一口にいっても授業スタイルに違いがありますね。授業を運営する上で、オンラインならではの苦労、難しさなどはありますか?

オンラインの授業は、通学型とは違った難易度がありますね。

通学型の場合は、クラスの理解度や集中力の高低などが、学生の表情や態度でわかる場合がありますが、それらはオンラインだと教員側になかなか伝わりづらく、クラスの温度感を把握することが難しい。教員にとって「空気を読む」ということがやりにくいのです。したがって、学生と教員の間、そして学生同士の間においても、どうやって「血が通ったコミュニケーションを作りだすか」というのがポイントになります。

そのために、チャットも含めて、学生からなるべく多くのアウトプットを出してもらい、その言葉を拾い上げて、その内容を授業に反映してライブ感のある授業を行っていくことが大切になります。学生が、「私がクラスにいることによって、クラスの学びの質が変わってくる」ということのリアリティをしっかり感じてもらえるようにすることは、教員にとって腕の見せ所だと思います。

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ーーオンラインでMBAプログラムを提供するビジネススクールは国内にいくつか存在します。その中でグロービスの特徴はなんでしょうか?

一つは自分の都合に合わせて通学とオンラインの授業を「併用」して受講できることですね。現在、グロービスのMBAプログラムでは、通学とオンラインの双方で学ぶことができます。例えば、ある時期は出張続きなのでオンラインで、ある時期は通学で・・・、という選択ができる仕組みです。この仕組みはキャリアチェンジにも柔軟に対応できます。ある時期までは東京勤務だったけど、急遽地方や海外に転勤になった、というような人、もしくは子育てなどの理由で家庭から離れられなくなった方など、そういった変化があった時に、「どちらか都合の良い受講方法を選べる」というのは、通学もオンラインもあるグロービスならではの良さですね。

また、オンラインだけで見た場合、他の先行しているオンラインMBAのプログラムも非常に良いものだと感じていますが、グロービスにはグロービスの良さがあります。それは今まで申し上げた通り、双方向性を生み出す力にあると思っています。オンライン上で、30名近い学生が一堂に会する中で、双方向型の授業を進めることというのは決して簡単なことではありません。

決められた授業を予定調和に進めるのであれば別ですが、グロービスのオンラインMBAはそうではありません。学生はチャットを通じてバンバン意見を上げてきますし、発言でもいろんな悩みをぶつけてきたり、オリジナリティあふれる意見を披露したりします。そこには決められたシナリオはありません。教員はそうした混沌の中から、学生のリアクションを見ながら学びのポイントを見出し、それを分かりやすく伝えていくことが求められます。こうしたことができるのは、グロービスには通学型で実際の学生の反応を見ながら運営してきた経験があるからこそだと思います。学生と一緒にクラスを作り上げる、というのは、グロービスのユニークな特徴ではないかと思います。

ーーつまりビデオ視聴ではできない体験を重要視しているということでしょうか?

はい、そうです。
ただこれはなかなか伝わりにくい部分でもあります。「オンライン学習」という言葉からイメージされるのは、動画を視聴することなんです。「ライブ形式の授業」や「双方向性重視」といっても、体験したことのない方にはなかなかイメージが湧きません。したがって、実際にオンラインMBAの授業を体験してみないと他校との違いを感じづらいところであると思っています。グロービスのオンライン授業を体験した人は、「ここまで議論ができるとは思ってもいませんでした」という感想をよく述べられます。そう感じていただいて嬉しく感じるとともに、やはりイメージが伝わりにくいのかなとも思っています。

それでも、長年多くの学生と向き合ってきた経験から、実力をつけるには、双方向のディスカッション形式の学び方のほうが効果が非常に高いと信じていますので、こだわりを持って運営しています。だからこそ、多くの人に、一度でいいので実際に授業を体験してほしいと思っているんですよね。

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オンラインで講義を行うスペース

【レポート】グロービスオンラインMBA「経営戦略」

実際にグロービスのオンラインMBAプログラムで開講されている「経営戦略」の授業をモニターという形で受講させていただきました。

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講師によって行われる概念の解説。解説中もチャットでは活発な意見が出ている。

授業開始10分前位から学生がログインし始めていました。授業の開始前に教員と学生が雑談などを行っている様子は、通学のスクールでの授業などと変わらない印象でした。

実際の授業は、教員が簡単に内容を振り返ったあとに、学生に発言をどんどん促しながら進行していきます。

「前回の授業で学んだことは何ですか?」

「キーワードをどなたか説明してください」

というように基本的には学生の発言で授業が進行していきます。

よくある授業や研修のように誰かの発言待ちというような時間はなく、間髪入れず学生の発言があり、オンラインでのタイムラグも感じませんでした。

学生の発言がある程度された段階で、教員が議論を整えていきます。

その間にもチャットには各々の意見やリアクションが流れていました。教員はそういったコメントやリアクションを拾いながら、解説を加えていくという双方向のやり取りが当たり前のように行われていました。

学生が行うリアクションや発言も、業界特有の話や一定のキャリアがあるがゆえに話せる内容が多く、自分の勤める会社や業界以外の話を聞けることで視野が広がっていくのではないかと感じました。

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受講生個人個人が作成した、資料をホワイトボード上でフィードバックしていく。課題が全員の前に出るので、プレッシャーは高そう

前回の授業からの課題も事前に提出しており、その資料を全員に対してプレゼン、教員から直接フィードバックを受けます。グループでのアウトプットではなく、個人で課題も発言も全て行う必要があり、負荷は大きいがアウトプットする力も鍛えられると感じました。

オンラインMBAの授業を体験してみて、インタビュー時に荒木氏が語っていた、「双方向性」というのをまさに実感出来る内容でした。

実際の授業をみてみると、ビデオの視聴でもなく、教員が一方的に話すセミナー型でもなく、あくまで学生と教員が作っている場ということが理解できます。

体験する前は、双方向性やインタラクティブといった内容はどのオンライン学習サービスもうたっているので、他との差についての実感がありませんでした。しかし授業を体験してからは、グロービスが言う双方向性という意味や、ライブ感といった大事にされているものが非常によく伝わってきました。

地理的に通うのは難しい、時間的に通学するのは難しいという方はもちろんですが、個人の考えるスキルを伸ばしたい、意欲の高い方々と一緒に学びたいという方は、グロービスのオンラインMBAプログラムの受講を検討されてみてはいかがでしょうか。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

EdTech(教育×テクノロジー)をテーマにした「EdTech Media」、教育業界に特化した求人サービス「Education Career」を運営する、株式会社ファンオブライフ代表取締役。 EdTechのムーブメントを、情報と人材の面から支援している。