私立大志願者占有率は上位30校で55%。大都市圏の大学を中心に寡占化進む

平成 28 年の私立大の一般入試で、志願者の上位 30 大学に占める割合が全体の 55%に上ることが、旺文社の調査により判明した。調査では、首都圏の大学の合計志願者数の割合も60%近くとなっている。

上位の大学はほぼ前年と同じ顔ぶれ

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調査は、28 年に一般入試を実施している私立大 578 校中、541 大学の集計結果(志願者に推薦入試等の特別入試を含む大学および、非公表の学部学科がある大学等を除く。7月末現在)。なお、一般入試志願者数とは、大学独自の入試とセンター試験利用入試の志願者数の合計で延数となる。

入試方式の多様化、Web 出願の増加、受験料割引制度の導入など、学内併願が増加する要素が拡大しており、バブル的に志願者数が増加するケースも出ている。

こうした中で、上位100 位までの志願者数を見てみると、前後で多少の入れ替わりはあるものの、その顔ぶれは前年とほとんど変化は無い。

また、志願者数の累計数の占有率を見ても、上位 30 位までで全体の志願者数の約 55%、50 位までで 70%弱、100 位までで 80%超となっている。こちらの顔ぶれも前年とほぼ同様となっている。この上位 100 大学で、541 大学の志願者の 80%を占めており、残りわずか 20%程度の志願者を 441 大学(全体の 76%)がシェアしていることとなる。

大都市圏に志願者が集中

一方、大学が設置されているエリア別の志願者占有率で見ると、関東地区 59.4%、関西地区 23.3%、東海地区 8.6%などとなっており、大都市圏への志願者が集中していることがわかる。特に、関東地区のうち、全国の 32.8%(首都圏/全国の大学数)の大学が設置されている首都圏(埼玉・千葉・東京・神奈川の合計)では占有率 58. 4%と、6 割近い志願者の集中が見られる。

詳細のプレスリリースはこちら:http://eic.obunsha.co.jp/pdf/exam_info/2016/0805_1.pdf

各大学の志願者数等は「大学受験パスナビ」、螢雪 時代 8 月増刊「全国大学内容案内号」などに掲載されている。

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