アダプティブな学習システム「WALS」と反転授業で、プログラミングを学ぶ「Webスク」、「WebCamp」とは

近年、個別個別に最適な学習を行えるようにする、いわゆる「アダプティブラーニング」が注目されています。また、カーンアカデミーなどの動画で学習出来るサービスの成長とともに、事前にインプットを行い、授業は実践や議論の場とするいわゆる「反転授業」の仕組みも注目されています。

そのアダプティブラーニングと、反転授業の仕組みをプログラミング学習に活用して提供しているサービスが、今回取材をした株式会社インフラトップの「Webスク」「WebCamp」です。

現在プログラミング学習サービスはオンラインだけで完結するもの、マンツーマンで教えてもらえるものスクール形式のものなど様々なものが提供されています。「Webスク」「WebCamp」は、他のサービスとどう違うのか、今後の展望などを、株式会社インフラトップ代表取締役の大島氏に伺いました。

反転授業で効率よく学習し、開発案件で使えるプログラミングスキルを身につける

株式会社インフラトップ 代表取締役CEO

株式会社インフラトップ 代表取締役CEO 大島 礼頌 氏

ーー提供しているサービスについて教えてください
オンライン×オフラインで学習するITスクールです。半年間かけてプログラミング・Webデザインのスキルを習得する「Webスク」と、1ヶ月でプログラミング・Webデザインを身につけるキャンプ形式の短期集中学習プログラム「WebCamp」を提供しています。

ーー最近では多くのプログラミング学習サービスが提供されています。提供しているサービスの特徴は?
他サービスとの違いは三つあると考えています。
一つ目は、学習の過程で、実際の開発案件をやっていただくことです。弊社が持っている開発の案件を実際の受講生に開発して頂きます。座学だけでなく実践で身につくことが非常に多いので、実践の場を設けています。受講生のポートフォリオの一つとすることも可能です。

二つ目はサポート体制です。電話や対面でのサポートはもちろん、チャットなど受講者様の要望にお応えして徹底したサポートを行っています。

三つ目は学習形態です。反転授業の形式をとっていて、週に1度の講義はアウトプットの場と位置づけています。自学習でインプットした知識を活用し、グループワークや講義でしか得ることのできない経験を積み、高い学習効率を発揮します。
自習においては、オリジナル学習システム「WALS」を提供しており、いつでも、どこでも学習することが可能です。動画、テキスト、テストなど、学習するための様々なオリジナル教材を豊富に揃えています。

 

生徒によって最適化された学習コンテンツを提供する、オリジナル学習システム「WALS」

bl2_wals_AI

ーーオリジナル学習システム「WALS」について詳しく教えてください
学習する生徒によって最適化された学習コンテンツを提供するオリジナルの学習システムです。予習の達成率やスキルの定着度などの確認ができますし、おすすめのコンテンツが忘却曲線に基づいて表示されるようになっています。

ーー生徒によって最適化されたとは例えばどんなことでしょうか?
自習用に提供している学習用の動画があるのですが、こちらはすべての文言の書き起こしが行われており、動画で学習したい人は動画で、テキスト(文字)で学習したい人は、テキストで学習できるようになっています。提供されるコンテンツに関しても学習履歴やその方のスキルに基づいて表示されるようになっています。
学習のスタイルはそれぞれ好みや効率が良いものがありますので、それに合わせてアダプティブな学習が可能になるようにサービスを設計しています。

ゆくゆくは、その人にあった本や、イベント情報、キャリア(仕事)も提示できるような仕組みにしていきたいと考えています。

ーー2014年の11月にサービスを開始されていますが、どのくらいの方に利用されていますか?
卒業生は700名を超えています。現在の受講生も合わせれば、1,000名位の受講生がいらっしゃいます。
学生、社会人半々くらいで女性の利用も多いです。
学生は、今後の就職活動に向けてと考えている方や、自分でサービスを作りたいと考えている方が多いです。社会人の方は第2新卒くらいの方で、Web系の企業にいらっしゃる非エンジニアの方が多いですね。

学習後は、インターンの機会提供・就職、や転職などのキャリア支援も行う

bl4_support

ーー「Webスク」や「WebCamp」でスキルを身につけて、就職やインターンが決まった方もいるそうですね
はい。Webスクで学習したことがきっかけで、ワークスアプリケーションズやビズリーチ、スペースマーケットなど有名な企業やベンチャーに就職やインターンが決まった方もいらっしゃいます。今後も受講生のキャリア支援(就職・転職・インターン)などの支援は積極的に行っていきたいと考えています。

ーー今後の展望はどのようなことを考えていらっしゃいますか?

大別すると二つあります。
一つはリアルの教育の場の拡張、展開を考えている。現在は渋谷のみで展開していますが、さらに渋谷、五反田あたりで店舗を増やしていきたいと考えています。

もう一つは、会社を作ったときの目標でもある「世界で戦えるプロダクトを作る」ことです。すでに開発中のプログラミング学習サービスで、こちらは3月か遅くとも4月頃にはリリース出来る見込みです。

 

DSC03783

1 個のコメント

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。

    ABOUTこの記事をかいた人

    EdTech(教育×テクノロジー)をテーマにした「EdTech Media」、教育業界に特化した求人サービス「Education Career」を運営する、株式会社ファンオブライフ代表取締役。 EdTechのムーブメントを、情報と人材の面から支援している。