ソフトバンクも出資、200万以上のユーザーに利用される学校向けSNS「Classting」とは

学校にも電子黒板オンラインの学習ツールや、スマートデバイスの導入が進んでいます。その中で先生と生徒、保護者のコミュニケーションの新しいツールとして、教育用SNSが注目されています。今回は、韓国で2012年にリリースされ、2015年の4月に日本でも展開を開始したClasstingに話しを伺いました。

アジアを中心に1.3万以上の学校、200万を超えるユーザーに利用される学習SNS「Classting」とは

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Classting Japan Inc. Marketing Manager In JAPAN 李多喜(ダヒ)氏

ーーClasstingについて教えてください

Classtingは先生・生徒・保護者等のためのコミュニケーション空間を提供する、PC、スマートフォン向けの教育サービスです。機能としては、素早く簡単に送られる学級通信(連絡帳)、より良い学習のための学習資料添付、思い出を残すアルバム機能などがあります。

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ーーClasstingの状況について教えてください

Classtingは現在、13500以上の学校に導入され、累計で200万ユーザーを超えています。MAUは120万を超えており、再訪率も非常に高く70%を超えています。これは有名なウェブサービスと比較しても高い数値です。当初は韓国でリリースを行いましたが、今年の4月に日本、9月に台湾、中国、アメリカでもサービスの展開を始めました。また、代表で元小学校の先生でもあるHyungu Choは直接、ソフトバンク代表の孫正義さんにもプレゼンを行い、結果ソフトバンク・ベンチャーズ・コリアから資金を調達もしています。

日本国内では、中高を中心に200校以上に導入

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ーー他の学校向けSNSとの違いを教えてください

Classtingは他のサービスに比べて、利用方法が簡単でシンプルです。そのため、リテラシーの高くない方がいる可能性もある学校現場でも利用されやすいです。また、セキュリティも重要で関係がない方がログインしてきてもブロックできている。iOS、Androidアプリでも利用できるので、デバイスを問わないのも利用のしやすさにつながっています。

ーー日本と韓国で利用の状況など違いはありますでしょうか

クラスティングの創業者が元々、小学校の先生でそこから口コミで広がっていったため、韓国の場合は、小学校への導入が最も多いです。一方で日本の場合は、中高への導入が多いです。日本では現在200校くらいに導入されていますが、学校や地域によっても利用方法はかなり異なります。

プラットフォーム化し、学習コンテンツをやりとりできるプラットフォームに

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ーー現在サービスを利用するのは無料ですが、どのように収益化を行っていく予定でしょうか

Classtingは学習コンテンツを提供できる、プラットフォームになろうと考えています。Classting内に学習コンテンツをアップ、販売できるようにし、ユーザーはその学習コンテンツを閲覧、購入できるようにします。こういった機能は韓国で先行して5月にローンチする予定です。その後世界に順次展開していく予定です。

ーー日本ではどのようにサービス利用を広げようとお考えですか?

日本の場合は学校よりもまず塾への導入の方が早いと考えており、導入を早く進めていこうと考えています。私立の学校と塾を中心に導入していく予定です。まずは成功事例をつくることが大事です。先生、保護者の方々と生徒たちに使ってもらう経験を積んでいきたいです。

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ーーClasstingが今後力をいれたいことは?
繰り返しになりますが日本では成功事例をつくっていくことだと考えています。アンバサダーになっていただけるような先生と協力していただきながら、先生の中での口コミ、バイラルを起こしてサービスを広めたいと思っています。先生向けの勉強会・活用方法の共有なども積極的に行っていきたいと考えています。

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    EdTech(教育×テクノロジー)をテーマにした「EdTech Media」、教育業界に特化した求人サービス「Education Career」を運営する、株式会社ファンオブライフ代表取締役。 EdTechのムーブメントを、情報と人材の面から支援している。