小中高生に最先端のプログラミング教育を身近に安価に提供、STAR Programming SCHOOLとは

プログラミングスクールは、学生や社会人、子供向け問わず活況です。オンラインで学習できるものや、通塾して学習するもの、双方を掛け合わせたものなど、様々なサービスが生まれています。

そんななか、以前から、パソコン教室「パソコン市民講座」を全国に展開する株式会社チアリーが、プログラミングスクールを展開し始めています。プログラミング教育事業推進マネージャーの斎藤幸輔氏と、実際にプログラミングスクールで講師を務める鈴木朱美氏にお話しを伺いました。

未来を担う子どもたちに必要な学び“プログラミング”をすべての小中高生に提供していきたい

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プログラミング教育事業推進マネージャー斎藤幸輔氏。 大学で教員免許を取得。コンサルティング企業を経て、NSGグループへ入社し、2015年3月より現職。MBA取得。

ーーーーサービスについて教えてください
斎藤:STAR Programming SCHOOLは、全ての小中高生のためのプログラミングスクールです。
特徴は3つあります。
一つは充実したカリキュラム。慶応義塾大学SFC 大岩研究室やAdobe認定トレーニングセンターでありWeb業界の第一線で活躍されている方々の監修のもと、最先端のプログラミング学習を行うことができるようになっています。

2つめは、学習できる場所です。教室はショッピングセンターのなかにあるので、安心して通って頂くことが可能です。もともとチアリーではパソコン教室を全国のショッピングセンターで運営していますので、その教室でプログラミング学習を開始しています。

3つめは、リーズナブルな価格です。すべての小中高生にプログラミング学習の機会を提供したいと考えているので、可能な限り低価格に抑えたいと思っています。既にショッピングセンター内に教室があるからこそできることで、パソコンやタブレットなどもすべて教室に用意しています。コースは主に小学生低学年向けの「タブレットビジュアルプログラミングコース」、小学生中高学年向けの「Scratchプログラミングコース」、中高生向けの「iPhoneアプリ開発コース」の3コースを提供しています。

ーーーー10月にSTAR Programming SCHOOLを始められました、参入の背景を教えてください
斎藤:3年くらい前から検討はしていました。プログラミング学習は普及し始めていますが、プログラミングスクールを普遍化できるような仕掛けをしたいと考えていました。大学時代は教師を目指していましたが、子どもたちには自分で創って発信していく正解のない学びをして欲しいと思っていました。プログラミングは、楽しみながらITスキルを学び、創造力、論理的思考力、問題解決力、共創力を育むことができると考えています。試行錯誤を繰り返す中で自己効力感も育まれます。ITでなくとも構いません。子どもたちが自分の好きなことで輝く、未来のSTARを輩出していきたいと思いSTAR Programming SCHOOLをスタートさせました。

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ーーーー現在の生徒はどのような方が多いのでしょうか
斎藤:現在は小学生が7割程度になっています。もともとプログラミングを学びたい!ゲームを作ってみたい!という生徒もいますし、保護者の方の薦めで体験会に来てITやプログラミングが大好きになった生徒もいます。共通しているのは、本当にみんな良い子で大好きです(笑)。というのは置いておいて、プログラミング教育が子どもたちの集中力と、探究心と、自分もできるもっとやりたい!という気持ちに火をつけるのだと思います。

ーーーー保護者の方はどんなかたが多いのでしょうか

斎藤:親御さんが教育熱心でいらっしゃる場合が非常に多いですね。特にお父様が興味をお持ちで、日曜日の授業のお迎えはお父様が来られる場合が多いですね。他の習い事に比べて、自分も一緒にやりたいという気持ちが強いのではないでしょうか。お母様も子どもたちの可能性を伸ばしたいとお考えで、圧倒的に集中して、目を輝かせているお子様の姿を大変喜んでいただいていると思います。

ーーーー他のプログラミングスクールと比較していらっしゃっているという感じ?

斎藤:もちろん比較していらっしゃる方もいますが、感触としては、比較していない方の方が多い印象です。他のスクールは知っていたけど、価格が高かったりアクセス的に通えないといった状態だった方もいらっしゃいますね。

ーーーー現在のスクールは、ユーザーにどのようになってもらうことをゴールにされていますか

斎藤:まず大事にしているのは、プログラミングを好きになってもらって、自分で創ったり発表したりすることが楽しいと思ってもらうことです。また、正解のある学びではなく自分で考え抜く力を身につけてほしいので、正解を教えるのではなく、子どもたち自身が気づいて創造していけるようにサポートをしています。

プログラミングスキルを身につけることがゴールではなく、プログラミングを通じて、論理的思考力、創造力や協調性やコミュニケーション能力、プレゼンテーション能力などを身につけてほしいと考えています。だからこそ、STAR Programming SCHOOLではリアルな教室での授業を実施しています。ゲームを遊ぶ側だけじゃなくて、創る側にまわることで多様な視点を持つようになれると考えています。

ーーーー現在課題としていることは?
斎藤:授業の質が一番重要です。教材・カリキュラムにこれが絶対というものはないので、都度ブラッシュアップしてやっていくこと。講師のスキルも、対象とする年代ごとによってかなり変わるのでそういった面でもブラッシュアップが必要です。プログラミングスクールではありますが、技術的なハードスキルよりも、ヒューマンスキルの方が影響度が大きいと感じています。

自己肯定感を養うものとしてプログラミング学習は有効

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実際に生徒に授業を行っている鈴木朱美氏、新卒でコンピュータメーカーに入社し、その後フリーランスなどを経て現職に。

ーーーープログラミングスクールをやっていてパソコン教室との違いなどありますか?

鈴木:受講生様が楽しく意欲的に学んでいただくためのサポートをするという意味では、講師は、いずれも同じスタンスだと感じています。

ただ、パソコン教室では、受講生様がパソコンやソフトの操作方法を習得するお手伝いをするのに対しプログラミングスクールでは基礎知識のみを学んでいただきそこから自由に応用・発展させていく力をつけていただくことをお手伝いするという点が違うと思います。

工作に例えるなら、私たちは道具の使い方を教えるだけで、あとは、子どもたちが自分で自由に設計図を描き、創作し、完成させていきます。

ーーーー実際の授業の様子や、そのご感想を教えてください

鈴木:子どもたちは自分の頭に描いた設計図に向かって、夢中になってプログラミングをしています。新しい知識を吸収するスピードは、大人の想像を絶するもので瞬く間にオリジナル作品を作り上げていきます。もちろん、いつも順調に作品が完成するわけではなく、時には壁にぶつかることもあります。しかし、どこが間違っているのか推理する、それもまた楽しい作業となっています。教室がオープンしたての頃は作品サンプルをこちらで用意していましたが、用意したどのサンプルよりも断然面白い作品を子どもたちがどんどん作り上げるので今では、スタープログラミングスクールの他教室の子どもたちが作った作品をサンプルとして皆に見せるようにしています。私自身が子どもたちから学ぶことも多く、とても勉強になります。また、一緒に学ぶ仲間がいるということは、子どもたちに非常によい影響を与えています。

友だちと違うものを作ろう、人より面白いものを作ろうと競い合ったり、友だちのアイディアを自分の作品に取り入れたり、子ども同士で刺激し合って、成長していく姿を見守ることができるのも、この仕事の魅力ですね。

ーーーー今後の展開、構想について教えてください

斎藤:まずはパソコン市民講座の100教室でSTAR Programming SCHOOLを開校することを目標にしています。また、プログラミング教育の普遍化をミッションとしているので、教育関連の企業様や学校様、自治体様とも連携させていただきながら進めていきたいと思っています。

今は、松戸教室、亀有駅前教室、市川妙典教室、東神奈川教室の4教室ですが、2016年1月に新たに新浦安教室を開校します。2016年4月にはさらに4教室を開校し、10月には15教室以上の展開を予定しています。

また、提供するコース数をもっと拡張していきたいと考えています。ロボットを使ったプログラミングコースなども追加したいです。事業を通じてすべての小中高生に向けてプログラミング教育を提供できる状態を目標にしています。だとすれば全員に提供できる教室数、コースが必要だと思いますので、それにむけて取り組んでいきたいと考えています。

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ABOUTこの記事をかいた人

EdTech(教育×テクノロジー)をテーマにした「EdTech Media」、教育業界に特化した求人サービス「Education Career」を運営する、株式会社ファンオブライフ代表取締役。 EdTechのムーブメントを、情報と人材の面から支援している。