「ITと人の力で最も良い学習体験を提供したい」2.8億円の資金調達で加速する、オンライン学習塾アオイゼミ

中高生向けライブ学習サービス「スマホ学習塾アオイゼミ」を運営する株式会社葵は、「KDDI Open Innovation Fund」、株式会社マイナビ、株式会社電通デジタル・ホールディングス、日本政策金融公庫などを調達先として総額2.8億円の資金調達を実施したことを発表しました。

http://edtech-media.com/2015/11/27/aoizemi-8/

中高生向けの学習サービスは、様々なサービスがリリースしており競争が激化しています。調達の背景、今後の展開について、株式会社葵代表の石井氏にお話を伺いました。

ITと人の力の掛け合わせで、最良の学習体験を提供する

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ーーーーー資金調達を行って、2.8億円を調達しました。今後の注力ポイントは?
石井:まずはアプリの開発、改善です。同時にライブ授業システムの改善も行っていきます。そのためのエンジニアの採用も行っていきたいと考えています。他にも、授業数の拡大のためにも講師の採用は積極的に行っていきます。

ーーーーー出資会社に、事業会社が多いが背景は?
石井:オンライン学習サービスを展開する上で、オンライン・オフライン問わず、面を持っている企業と組みたいと考えていました。例えば、マイナビさんのマイナビ進学とは組んでやっていけますし、KDDIさんの提供しているauスマートパスなど、リーチできる面が増えるのはよいことだと考えています。

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オフィス内にある、黒板。窓からは上智大学が見える



ーーーーー中学生、高校生でユーザー数が半々というのは、中学生向けサービスから始まっていることを考えると、高校生の集客がうまくいっているということ?

石井:中学生の時にアオイゼミを利用してくれていた方が、そのまま持ち上がってというのがあるので、今までの積み上げがあることが大きいですね。中学生の集客は比較的、勝ちパターンというかノウハウが溜まってきています。高校に関してはこれから様々なものにチャレンジしたいと考えています。

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ーーーーー今年の4月に中学3年生向けの特進コース「サクラス」を始めています。状況はいかがでしょうか?
石井:いろんなチャレンジをしながらやっていて、取り組んでよかったと思います。毎日23時に質問がきていたりと、本気度の高い学生が集まっています。サポートにも人の手をかなりかけて、学習のサポートを行っています。

学習コンテンツのオンライン化が進むことで、学習がより便利に、より安くなることは間違いないと感じていますが、、人の力も重要で、最良の学習体験を提供するには、ハイタッチなサービスを作る必要があると考えています。既存の学習塾やサービスでそういったところに優れているサービスは多いです。そこにITの力を掛け合わせてアオイゼミ独自の学習体験を提供したいと考えています。

ーーーーーーアダプティブラーニングといった言葉と同時に、学習の個別化が注目されています。どのように考えていますか?
石井:アダプティブラーニングの発想は学習サービスとして、最低限度必要なことであると思っています。そのため、私たちも取り組んではいますが、敢えてそれをアピールするということはしていません。大事なことは生徒一人一人に最適なものを届けて、彼らの成績を上げることです。無理に話題の技術を使わなくても、ヒューマンリソースでカバーできるのであればそうしますし、ディープラーニングを含めた新たな技術は注目しているので、活用できるものは活用していきたいと考えています。

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ーーーーーー今後注力したいポイントは

石井:アオイゼミを通してできることをもっと増やしたいと考えています。対応教科数を増やすことや、各種都道府県対応の試験対策などももちろんですし、より個別の指導を提供できるようにすること。ITと人の力を掛け合わせて、より成績があがる、より勉強が楽しくなるサービス提供を行っていきたいと考えています。

ーーーーーどういう人がアオイゼミにマッチすると思われますか?
石井:現在、アオイゼミでは行動規範を策定中なのですが、「学び」を「学習する」というものを入れようと考えています。学習することに興味・感心の高い方に是非加わってほしいですね。あとは、自分の成長に貪欲で、新しいものに触れるのが好きな人。教育サービスを提供しているので、いいことをしていると満足してしまいがちですが、成果にはこだわらないといけないとも思っています。

成果とは、「ユーザーの学力の向上」と「会社の成長」です。そういったことに貢献したいといった気持ちを持って一緒によいサービスを作っていただける方に加わってほしいですね。

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ABOUTこの記事をかいた人

EdTech(教育×テクノロジー)をテーマにした「EdTech Media」、教育業界に特化した求人サービス「Education Career」を運営する、株式会社ファンオブライフ代表取締役。 EdTechのムーブメントを、情報と人材の面から支援している。