旺文社調べ、2016年大学入試「インターネット出願」実施状況調査 私立大の半数近くがネット出願を実施

旺文社『螢雪時代』編集部では、全4(6)年制大学(751大学。通信制を含む)に対し、インターネット出願(以下、ネット出願)と、それに伴う受験料割引(ネット割)の2016年(以下、16年)入試における実施についてアンケート調査を行いました。

9月上旬までに国公立156大学、私立521大学から回答を得ています(回収率=90.1%)。

私立大学のインターネット出願、2016年度では約50%が実施

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私立大では「①既に導入済み」「②新規導入が決定」「③新規導入を検討中」を合わせ、全体の約45%と半数近くを占め、15年の約32%より大幅に増加しています。一方、「④16年度以降の実施を検討」、「⑤導入の予定なし」はそれぞれ比率は下がっています(グラフ1)。

国公立大では「ネット出願」実施大学は約8%に留まりますが、15年の約4%より増加しています。16年入試では、国立6大学、私立66大学がネット出願を新たに実施します(通信制大学や、留学生・帰国生・社会人等の特別入試を対象とする大学を除く)。前年比で約51%増加となっています。

 

大規模大学ではネット出願が顕著に

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ネット出願導入に適した規模は、各大学の15年一般入試の志願者総数で5グループ(非公表等の大学を除く)に分けて集計しています(グラフ2)。ネット出願実施校(①②合計)の比率は「1万人以上」で約91%と最も高く、次いで「3千人~1万人未満=約69%、1千人~3千人未満=約51%、500人~1千人未満=約40%、500人未満=約11%」と続いています。規模の大きさとネット出願の導入率はほぼ比例し、分岐点は前年と比べ志願者1千人以上→500人以上」に下降しています(小規模大学にも普及)。

 

高校の先生はネット出願やネット割に対して一定の評価

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高校の先生からのネット出願・ネット割に対する評価(グラフ3)は「評価できる」「ある程度評価できる」を合わせ、約9割を占めています。評価できる点は、ネット出願では「記入ミスの減少」「締切日直前でも出願できる」、ネット割は「生徒の経済的負担の軽減」に集約されています。

ただし、「出願状況の把握の難しさ」「安易な出願」「個人情報の流出」を懸念する声や、「ネット環境のない受験生への配慮」を求める声も多く、「紙の願書も残してほしい」との意見多数寄せられています。

旺文社 2016年大学入試「インターネット出願」実施状況調査

http://www.obunsha.co.jp/news_release/390.html

 

 

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