ドコモ、日本初のMOOCサイト「gacco(ガッコ)」を開設

株式会社NTTドコモとNTTナレッジ・スクウェア株式会社は、一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会(以下JMOOC)公認の、日本初の大規模公開オンライン講座(MOOC)提供サイト「gacco(ガッコ)」を開設し、2014年4月14日より順次開講することを発表しました。開講に先立ち、2月3日から受講生の募集を開始しています。

 

ドコモの提供するMOOC「gacco(ガッコ)」

gacco

「gacco」は、大学教授陣による本格的な講義を、学生に限らず幅広い方がパソコンやスマートフォン、タブレットによりオンラインで無料受講できるサイトです。

ドコモとナレッジ・スクウェアが共同で提供し、JMOOCが講師の推薦やサポートを行います。このサービスによって、多くの方へオープンに高等教育を受ける機会を提供することで、誰もが継続して学習できる環境を実現するとともに、日本の多様な知を世界へ発信していくことを目指しています。

募集開始は3講座「日本中世の自由と平等」、「インターネット」、「国際安全保障論」

gacco_The_Japan_MOOC___無料オンライン大学講座「gacco」登録受付中!

2月3日から受講生の募集を開始するのは、東京大学 本郷和人教授の「日本中世の自由と平等」をはじめ、慶應義塾大学の村井純教授の「インターネット」、早稲田大学の栗崎周平准教授による「国際安全保障論」の3講座です。それ以降も順次講座を追加し、受講生を募集いたします。
受講生は、10分程度の講義動画を1週間に10本前後視聴し、自己学習や他の受講生との掲示板を通じたディスカッションにより理解を深め、進行に応じて提示される選択式テストやレポートなどの課題に取り組みます。すべての講義を受講後、最終テストなどに取り組み、修了条件を満たすと「修了証」を取得できます。

今後は、この「gacco」の修了証をキャリアの証明に活用できるよう、企業や大学に対して働きかけを行って行く予定とのこと。

 

世界初、反転学習をMOOC上で行う取り組みも

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なお、東京大学の本郷和人教授の講座においては、オンラインで学習した内容をもとに対面で発展的な講義を行う「反転学習コース」を、有料で提供する予定になっています。「反転学習コース」の場合、2週間に1回程度、大学などに集合して担当講師による発展的な講義を受講します。「反転学習コース」をMOOC上で提供することは、世界でも初めての試みです。

また、本コースにおいては、大学レベルの講座にチャレンジしたいという学習意欲の高い高校生を対象に、一般の受講生とは別の無料枠を設けることも発表されています。

ドコモは、東京大学と「反転学習社会連携講座」(FLIT)を開設して共同研究を進めており、「gacco」を通じて、MOOCを活用した反転学習の有用性を検証していくことになっています。具体的には、オンライン学習(MOOC)の講座内容やジャンル、学習履歴などにより、どのようなケースでどのような対面型学習を設計すれば学習意欲が高まるのかを実証的に研究し、オンライン学習と対面型学習を融合する学習メソッドを、受講生の視点に立って開発していくとのこと。

いよいよ日本でもMOOCが本格的に動き始めました。どんな人が集まって、どんな学習の経験が提供されていくのか、大いに注目したいと思います。

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EdTech(教育×テクノロジー)をテーマにした「EdTech Media」、教育業界に特化した求人サービス「Education Career」を運営する、株式会社ファンオブライフ代表取締役。 EdTechのムーブメントを、情報と人材の面から支援している。