学研と学校図書が、デジタル教科書のプラットフォーム作りで共同開発を発表

株式会社学研教育みらい株式会社学研教育出版とは、学校図書株式会社と、デジタル教科書プラットフォームの共同開発に合意したことを発表しました。

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本格的な公教育でのICT導入の動きを鑑み、共に小中学校の、各教科の教科書作りに知見の深い学校図書と、「保健体育」「道徳」などの教科書・副読本作りで定評の学研教育みらいでは、それぞれ指導者用デジタル教科書及び児童・生徒用デジタル教科書の開発を検討していました。

その過程で、学校現場の実態や先生方のニーズを最優先に、「現場に必要とされるデジタル教科書」をフレキシブルに開発するためには、両社の知見だけではなく、文部科学省・総務省のICT実証実験の参画実績があり、学校、塾、市販問わず豊富な教材コンテンツを有する学研教育出版の3社の力を結集させるべきとの見解で合致し、3社による共同開発を行う運びとなりました。

 

3社が開発するデジタル教科書プラットフォームのポイント

  1. 教育ICTが急速に導入される学校現場で、日々試行錯誤される先生方の声や指導法を活かす。
  2. 小中連携、教科横断、特別支援等に力を入れ、教科書開発に長年携わってきた学校図書、学研教育みらいのノウハウを活かす。
  3. 学研教育出版の有する文部科学省、総務省のICT実証実験、デジタル教科書開発実績を活かす。
  4. 学研グループのもつ豊富なコンテンツ(学校・塾・家庭向け教材、児童書、図鑑、辞書、百科事典、ドリル、学習参考書、一般書籍、雑誌、ムック等)と開発素材とを、“調べ学習“をはじめとする学びに役立つ資料として活かす。

学校図書、学研教育みらい、学研教育出版は、デジタル教科書を「学びのコンテンツ」と捉え、共同開発プラットフォームを土台に、その可能性を広げる予定です。

プラットフォームの開発は学研教育出版が担当し、2015年2月の完成を目指しています。また、共同開発するプラットフォームは、教科書会社、教材会社、出版社、放送局、新聞社等各種メディアにも共同利用を呼びかけていく予定となっています。

 

共同開発プラットフォームの特長

  1. 従来からある学校現場の授業スタイル、指導方法を継承することで、導入の負担を軽減。
  2. 教師や児童・生徒が直感的に使えるインターフェースと安定的動作。
  3. 学習効果面を詳細に検討した動画やアニメーション、音声等の導入。
  4. 教科書と関連学習資料のスムースな連携による授業内容の充実と教材研究・授業準備時間の短縮。
  5. 学校で使われるさまざまなOS(Windows7及び8互換、iOS、Android)の端末に対応(Android OSのバージョンは限定)。
  6. 今後検討が進むデジタル教科書の標準化にも柔軟に対応。

デジタル教科書への対応を各社進めていますね。デバイスの普及とともに教科書の形も一気にこの数年で様変わりしていくかもしれません。

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EdTech(教育×テクノロジー)をテーマにした「EdTech Media」、教育業界に特化した求人サービス「Education Career」を運営する、株式会社ファンオブライフ代表取締役。 EdTechのムーブメントを、情報と人材の面から支援している。