文部科学省が平成24年度「子供の学習費調査」の結果を発表!私立中学生の学習費、過去最高に

文部科学省は,2014年1月10日、平成24年度の「子供の学習費調査」を公表しました。子供を公立または私立の学校に通学させている保護者が,子供一人当たりの学校教育及び学校外活動のために支出した経費の実態をとらえ,教育に関する国の諸施策を検討・立案するための基礎資料とすることを目的に、平成6年から隔年で実施されている調査です。

子どもの学習にどの程度の費用が使われているかという調査ですので、教育産業に携わる方は必見です。

 

(1) 学校種別の学習費総額及び構成比について

幼稚園は公立約23万円,私立約48万7千円,小学校は公立約30万6千円,私立約142万2千円、中学校は公立約45万円,私立約129万5千円,高等学校(全日制,以下同じ。)は公立約38万6千円,私立約96万7千円となっている。

 

「学習費総額」における「学校教育費」,「学校給食費」及び「学校外活動費」の構成比は,公立小学校及び公立中学校においては「学校外活動費」の構成比が高く,62%を超えている。私立幼稚園,私立中学校及び公私立高等学校では「学校教育費」が高く,私立幼稚園で約70%,私立中学校及び私立高等学校で74%を超えている。

 

(2) 学校種別の公私比較 について

公立学校と私立学校の学習費総額の差は,幼稚園では私立が公立の2.1倍,小学校では4.7倍,中学校では2.9倍,高等学校では2.5倍となっている。

 

学習総額の推移の表 幼稚園〜小学校

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こうして見ると私立小学校の学費の高さが目立ちます。私立の幼稚園、小学校ともに今年は減少傾向にあったようです。

 

学習総額の推移の表 中学校〜高等学校

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小学校ほどではありませんが、中学・高校でも私立の学費の高さが目立ちますね。私立中学校は調査開始以来過去最高とのことです。

 

マーケット算出に活用可能な『学年別補助学習費』

学習補助費調査

① 「家庭教師費等」(通信教育を含む。) 

「家庭教師費等」を学校種別にみると,幼稚園では公立約4千円,私立約5千円,小学校では公立約1万5千円,私立約3万7千円,中学校では公立約2万9千円,私立約3万3千円,高等学校では公立約1万5千円,私立約2万円となっている。

学年別にみると,中学校第1学年,高等学校第1学年を除く各学年で公立より私立が多くなっており,公立学校では,幼稚園3歳児から中学校第3学年まで,学年とともにほぼ多くなる傾向になっている。なお,公私立を問わず最も多いのは,私立小学校第6学年の約6万9千円となっている。

② 「学習塾費」

「学習塾費」を学校種別にみると,幼稚園では公立約8千円,私立約1万5千円,小学校では公立約5万7千円,私立約21万7千円,中学校では公立約17万5千円,私立約13万円,高等学校では公立約8万2千円,私立約12万4千円となっている。
中学校では私立より公立が多く,幼稚園,小学校,高等学校では公立より私立が多い。公立学校については,幼稚園3歳児から中学校第3学年まで,学年とともにほぼ多くなっていく傾向になる。なお,公私立を問わず最も多いのは,私立小学校第6学年の約41万円となっている。

他にも、学年別や男女別、学校種毎の学習費用支出の内訳など、様々な資料が公開されています。教育産業に興味の有る方は一度目を通してはいかがでしょうか。

▼以下文部科学省公表の資料リンク先

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EdTech(教育×テクノロジー)をテーマにした「EdTech Media」、教育業界に特化した求人サービス「Education Career」を運営する、株式会社ファンオブライフ代表取締役。 EdTechのムーブメントを、情報と人材の面から支援している。