IBMが、5年で人々の生活を変える5つのイノベーションを発表!その一つは『教室』

IBMは、今後5年間で人々の働き方、生活、関わり方を変える可能性を持った一連のイノベーションを発表しました。

今年で8回目となるIBM 5 in 5は、次の通りです。

  • クラスルームが生徒について学ぶ
  • 地元での買い物がオンラインに勝る
  • 健康維持にDNAを活用する
  • デジタルの番人がオンライン・ユーザーを保護する
  • 都市が市民の生活を支援する

今年のIBM 5 in 5では、機械が学習し、判断し、より自然かつパーソナライズされた方法で人々と関与することで、あらゆるものが学習するようになるという見解を発表しています。

上記の中でもEdTechに関わりの深い以下の点を紹介したいと思います。

 

クラスルームが生徒について学ぶ【The classroom will learn you
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教育の機会の不平等は、世界的に大きな課題となっています。地球全体でほぼ3人に2人の成人が高等学校に相当する教育を受けていないと言われています。

IBMは、将来のクラスルームでは、全生徒について学習するためのツールが教師に与えられ、幼稚園から高校、さらには就職まで、一人ひとりの生徒に合ったカリキュラムを生徒に提供できるようになるとしています。

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今後5年間で、適性検査だけでなく、テストの点数、出席状況、eラーニング・プラットフォーム上での生徒のふるまいといった時系列データを用いて、各生徒について理解を深められるようになるでしょう。

クラウド上で高度なアナリティクスが行われ、リスクの最も高い生徒や、生徒にとってのハードルを予測し、生徒が個々の学習スタイルに基づいて課題克服に役立つ手段を提案できるよう、教師の意思決定を支援することが出来るようになるとしています。

 

IBMの研究員は、すでにクラスルームでの取り組みを始めており、米国で14番目の規模を誇る学区のGwinnett County Public School(グィネット郡公立学校)で初の試みとして行われている研究プロジェクトにおいて、IBMはビッグデータ・アナリティクスとラーニング・テクノロジーを長期的な生徒の記録の人口分析に活用しています。

このプロジェクトの目的は、学習傾向の類似性を見いだし、成績と学習上のニーズを予測し、具体的な内容と効果的な指導方法を調整し、同学区の17万人の生徒一人ひとりの成績を改善し、最終的には同学区における卒業率を向上させることにあります。

5年先というと2018-19年ですね。動画に表れている世界はEdTech関連のサービスでは良く言及されるような世界観ですが、実際に5年後世界の教育にイノベーションが起きているのか、それは日本でも起きているのか、非常に楽しみです。

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EdTech(教育×テクノロジー)をテーマにした「EdTech Media」、教育業界に特化した求人サービス「Education Career」を運営する、株式会社ファンオブライフ代表取締役。 EdTechのムーブメントを、情報と人材の面から支援している。