【インタビュー】CEO曾 超繁氏に聞く、グローバル教育プラットフォームサービス『ClassDo』

EdTechMediaでは、EdTech関連のサービスを提供する方々にインタビューを行っています。今回は、オンラインでグローバルに先生と生徒をつなげるサービス『ClassDo』を展開する、曾 超繁氏にClassDoのサービスとこれからについてインタビューをさせて頂きました。

classdo

※ClassDo共同創設者・最高経営責任者 曾超繁 氏

Q:まずはClassDoのサービスについて教えてください

A:ClassDoは、世界約90カ国以上に在籍する、選りすぐられた講師とマンツーマンレッスンをオンラインで 受けられる教育サービスです。

131213 ClassDoWorldAccess

レッスンは7つのカテゴリーから選ぶことができ、 学習、アドバイス、趣味、言語、音楽、サイエンス&テクノロジー、スキルアップといった、身につけたい知識や興味のあるトピックをPick and Choose (選んで気軽に受けること)ができます。

独自開発したオンラインクラスルームを用いて、地球の反対側にいる 先生と、まるで同じ部屋にいるようなレッスンを体験することができるようになっています。

 

Q:ClassDoのサービスの特徴はどこにありますか?

A:サービスの特徴のポイントは4つです。1つ目は「豊富な選択肢」、2つ目が『マンツーマンレッスン』、3つ目は『都度の支払い』、最後が『簡単に操作できること』です。

ClassDoは、ジャンルを問わずに様々な分野を教えることが出来る先生が世界各国にいるので、多くの学びの選択肢をユーザーに与えることができます。また、自分の好きな時間に好きなペースでの学習のためにマンツーマンレッスンを提供しています。

支払いに関しては、長期契約ではなく都度の支払いにしており、学んだ分だけの支払いですむようになっています。万が一レッスンが上手く行われなかったときのペイメントプロテクションの仕組みも万全です。

最後に簡単操作が出来る点です。ClassDoのサイトに訪れれば、それだけでレッスンが行えるサービス設計にしています、Skypeのような他のソフトウェアを立ち上げたり、アカウントを取得したりといった手間はありません。

 

Q:他にもオンラインでマンツーマンレッスンを提供するサービスは存在しますが、ClassDoが差別化している点は?

A:ClassDo独自で開発したクラスルームによって、ホームページから直接アクセスし、ソフトのインストール不要 でレッスンを行うことが出来る点です。ビデオチャット、テキストチャット、ファイルの共有、注釈(メモ書き)が簡単に利用することが出来ます。まるで隣で一緒に勉強しているかのような体験を提供出来るようにしています。

131213 ClassroomScreenshot wArrows

 

Q:Skypeのような外部のソフトウェアを利用せず、あえて独自のソフトウェアを開発したのはなぜでしょうか?

A:ユーザーから見たときに複数のソフトウェアを立ち上げてサービスを行うのは非常に面倒で、難しいです。ClassDoのページにくればそれだけでいいという状態でないと、多くのユーザーにとっては使いづらいものになってしまいます。他のサービスのインストール、IDの入力といったものもなくしたかった。ユーザーにとってとにかく簡単で使いやすいものにしたかったのが理由です。

もう一つはレッスンが行われなかったときのようなトラブル時に自分たちで判断材料を多くもっておきたいということがあります。外部のサービスを使ってしまうと履歴を追えなかったり、対応が出来なかったりすることがあります。

また、語学のみといったように他のセグメントを限定しているサービスでは対象領域が狭く、独自でサービスを開発しても採算が取れない可能性が高いと考えています。

131213 SectorComparison

Q:サービスを展開する際の課題はありましたか?

A:3つあると考えています。通貨、トラブル時のペイメントプロテクション、インストール不要な簡単な仕組みです。

世界中に生徒がいる場合、先生と生徒の間でやり取りを行う通貨の問題が出てきます。都度都度その国の通貨で考えるといったことは非常に煩雑ですよね。その問題を解決するために、ClassDoのクレジットで統一してしまって、先生-生徒間での負担がないように設計しています。

2つ目は、トラブル時のペイメントプロテクションです。レッスンが行われなかった場合に、言語の問題も有り、先生-生徒が交渉するのは難しい。そういったトラブルが起きた際はクリックだけで、お互いがどうするかというのを交渉出来る仕組みを用意しています。またそれで解決出来なかった場合のルールも事前にClassDoで設定してあるため、安心して利用を行うことが出来ます。

3つ目はインストール不要なシステムです。先ほども話をした、他のソフトウェアを利用することなく利用出来る仕組みです。クリックしていくだけで利用出来る簡単な仕組みにすることで、レッスンを受ける生徒はもちろんですが、何かスキルを持った先生も登録をしやすくなります。

ユーザーは負荷なく簡単に利用出来るようになってますが、裏側のシステムは非常に複雑なものになっています。

 

Q:サービスをマンツーマンレッスンとしている理由はあるのでしょうか?グループレッスンのようなものは考えていらっしゃいますか?

A:ClassDoはマンツーマンレッスンにフォーカスしようと考えています。ClassDo の創設者の一人が教授を務めるイギリスのオックスフォ ード大学でも、優れた才能を生み出すには、マンツーマンでのレッスンが不可欠 であると考えています。オックスフォード大学でも、通常の教室によるグループ授業のほか に、必ずマンツーマンによる個別指導を行うよう義務付けられています。

ClassDo では、1対多数の形式で、コストの低減をはかるよりも、質の高い先生と生徒のコミュ ニケーションを大切にします。ClassDo の先生は、各生徒のニーズに対応し、 心の通ったコミュニケーションを通じて、独創的な考え方を育てる手助けをします。

ただ他のグループ形式のものがダメということは決してなく、補完関係にあるもので、あくまでClassDoはマンツーマンレッスンにフォーカスするということです。

 

Q:これからのサービス展開はどのように考えていますか?

A:今迄はシステムやサービスの仕組みを整えることに優先順位をおいていましたが、これからはユーザの獲得増に向けて認知をしてもらうフェーズに入っていこうと考えています。

 

Q:ClassDoによって実現したい世界はありますか?

友人から、知りたい事があるのだけどどうやって探してよいか分からない、英会話学校に行ったけど長期コースを組まされ たりして期待通りのクラスではなかったなど、残念な意見を聞くことがありました。その度に何とか状況を改善したいと 思っていました。

今はインターネットがあれば、場所や時間の制約無く、人と繋がれる時代です。世界には想像を超えたユニークな知識や、 驚くような経験をもった人々が沢山います。自分の世界を自由に共有することが出来るようになっています。ClassDoのサービスの特徴 は、「pick and choose」気に入ったレッスンを気軽に選ぶことにあります。より多くの方々が、ClassDoを通じて共有できる趣味や目的で繋がり、世界を広げて行く手伝いをしていきたいと考えています。

※代表取締役CEOの曾 超繁氏は、12月21日に東工大で行われる『TedxTitech』に登壇予定です。

 

【参考】ClassDoのサービスプロモーションムービー

2 件のコメント

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。

    ABOUTこの記事をかいた人

    EdTech(教育×テクノロジー)をテーマにした「EdTech Media」、教育業界に特化した求人サービス「Education Career」を運営する、株式会社ファンオブライフ代表取締役。 EdTechのムーブメントを、情報と人材の面から支援している。