【レポート】総勢300名の熱気で溢れた『EdTechNight!』


EdTech業界全体で変える契機となればと想いのもと「教育×インターネット」の未来を切り開くイベント『EdTechNight!』第一夜が、東京の目黒雅叙園で開催された。会場にはリーディグカンパニー、スタートアップだけでなく教育現場の方を総勢約300名が参加した。

第1部:LightnigTalkセッション
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EdTech業界、最前線でサービスを展開する各社が3分間のLightningTalk形式で現状から今後の展開を発表した。

 

・株式会社レアジョブ 代表取締役COO 中村岳氏 【http://www.rarejob.com/

現在累積1000万回以上の実績があるレアジョブの今後は初級者に向けたレッスンを提供し、英語エンターテイメントを目指して行く。

 

・スタディプラス株式会社 代表取締役 廣瀬高志氏 【http://studyplus.jp/

現在、ユーザーが25万、月間4000万PVとユーザー評価4.5と非常に評価高い。今後の展開はデジタルの教材コンテンツとAPI連携し、自動で学習管理ができる仕組みを提供していく。

 

・株式会社ベストティーチャー 代表取締役CEO 宮地俊充氏 【http://www.best-teacher-inc.com/

会話文が文字とオンラインにログが蓄積させれる事に注目しており、英語は丸暗記が大事だとし、今後ベストティーチャーを展開していく。

 

・株式会社LOUPE 代表取締役CEO 浅谷治希氏 【http://senseinote.com/

現在クローズドβ版を運用中として仮説検証を回している。今後の展開はビデオチャットを駆使したコア機能として展開し、知恵を持ち寄っていく。

 

・mana.bo Inc. Founder&CEO 三橋克仁氏 【https://mana.bo/lp/a

スマホで音声通話やLINEのようなチャット機能で学べるサービス。「インターネットを通じて人々をより賢く」をビジョンに今後もサービス改善をして行く。


 

第二部:「Leading Companyが考えるIT×教育の未来」
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モデレーターをデジタルハリウッド大学大学院の佐藤昌宏教授が務め、ベネッセコーポレーションのデジタルビジネス開発セクション佐藤淳セクションリーダー、日本マイクロソフト・エマージングテクノロジー推進部の砂金信一郎部長、NTTドコモ・ライフサポートビジネス推進部の伊能美和子担当部長の4名で行われた。

・EdTech業界で起きている波を本物にするためにどのようにすれば良いのか!?

MS砂金氏:「1つはビジネスとしての継続性(マネタイズができているか)、もう一方で教育産業としてNPO的アプローチがある。自社の適切なリソースをCVSの果たすべき役割として各社に適切なリソースを繋ぐ支援をしたいと思っている。そこから先はスタートアップの皆さんに頑張ってほしい。」

docomo伊能氏:「想像力をたくましく、大企業とスタートアップお互いがお互いに歩み寄る関係を築きながら、私たちも勉強するし、スタートアップのみなさんも大企業がどのような意思決定をプロセスをとっているか勉強してほしい。お互いの架け橋となれればと思っている。」

BC高橋氏:「教育産業は勉強時間が増えればもっと勉強したくなるし、考える事や学びも面白くなる。ベネッセは門戸としてEd Tech Lab(B)を通してスタートアップを支援しているので活用してほしい。」

第三部:「EdTechで起こす教育イノベーション」
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モデレーターを野村リサーチ・アンド・アドバイザリーの澤山陽平副主席研究員が務め、スマートエデュケーション代表取締役の池谷大吾氏、Quipper日本法人代表横井明文氏、大阪大学の岩居弘樹教授、ドリコムソーシャルラーニング事業部長石井学氏の5名で行われた。

このパネルディスカッションでは、唯一の教育現場の岩居教授に注目が集まっていた。iPadを活用したドイツ語の授業ではアクティブラーニング形式で音声認識アプリと動画を活用し、youtubeに動画を上げる授業を行っており、学びが蓄積されるモデルとなっている。この授業の原型は岩居先生ご自身が学生時代の恩師から得たものである。

これまでの一方的な講義形式から、アクティブラーニングとEdTechの連携を実践報告はこれからのEdTech業界の可能性を感じさせた。

まだまだ手探り状態のEdTech業界であるが世の中からの期待、可能性は高い。ビジネスの継続性も1つであるが、現場の先生への浸透こそがEdTechの課題であり、現場の先生とシナジーが岩居先生のように生み出せれば教育イノベーションは起こるのではないだろうか。

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    EdTech(教育×テクノロジー)をテーマにした「EdTech Media」、教育業界に特化した求人サービス「Education Career」を運営する、株式会社ファンオブライフ代表取締役。 EdTechのムーブメントを、情報と人材の面から支援している。