Facebookが学生に向けてオープンソース授業を提供開始!大学との連携により履修単位も取得可能に


Facebookは特定の大学向けに履修単位が取得できるソフトウェア開発授業を来年も開講することを発表しました。

※参考記事:Facebook Launches Open Academy To Give Kids College Credit For Open Source Contributions

 

学期初めに一度顔を合わせて、その後は各自の大学でWebを通じてプログラムを進行
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授業はソフトウェアのオープンソースを学習するプログラムで、コンピューター科学を専攻する学生が対象となるようです。応募に通過した生徒とFacebookのエンジニア陣がペアになり、学期が始まる2月に全ての生徒及び講師陣はFacebook本社近くのメンローパークに集まって、3日間集中的にどのようなプロジェクトを進めるかを学び、話し合うとのことです。

その後、生徒は各大学に戻り、Webを通じてプログラムのチームメンバーと遠隔作業でプログラムを進めて行きます。講師は担当の生徒に対してオープンソースについて教え、生徒が書いたコードを評価したりもするようです。また各大学の情報工学専門の教師からアドバイスや授業を定期的に行ってもらうこともできるようです。

この取り組み自体は2012年にスタンフォード大学で情報工学を専攻する生徒に向けて試験的に始まりましたが、2013年にはマサチューセッツ工科大学や東京大学を含む12校に対象を拡大し、今回は2014年にむけてペンシルバニア大学やUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)を新たに含めて22校が対象となっています。

 

企業、学生、大学、三者にメリット有り、企業と大学の連携活発化に期待
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近年、システムやwebサービスがより複雑化する中で、優秀なエンジニアの確保はどの企業も死活問題です。今回の試みには優秀なエンジニアを学生のうちから早期確保することが狙いにあるようです。プログラムに参加した生徒に対して、大学を卒業した後にFacebookへの就職オファーもあるとのこと。

また一方で、今回のように大学側と提携してプログラムを履修単位と認めることで、生徒側の意欲をさらに増加させる効果も期待できます。通常であれば学べないような内容でも大学の単位として学ぶことができる環境は生徒にとって魅力的です。大学側には、生徒のスキルアップによって、キャリアが磨かれれば大学にとってもメリットがあります。

日本の大学教育はアカデミックよりで、実践で使えないケースが多いと課題視される側面もありますが、実践を経験するプロから様々なアドバイスを適宜もらいながら学習できるような取り組みが日本でも今後増えていくとよいのではないでしょうか。

Facebookのような企業がこのような取り組みを継続的に実施していることで、今後は業界や分野を超えて、企業と大学の連携による実践的な授業プログラムが増えていくことを期待したい。

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EdTech(教育×テクノロジー)をテーマにした「EdTech Media」、教育業界に特化した求人サービス「Education Career」を運営する、株式会社ファンオブライフ代表取締役。 EdTechのムーブメントを、情報と人材の面から支援している。