GoogleもEdTechに!オンラインでのマンツーマンレッスンサービス「Helpouts」をローンチ!



米Googleは11月4日、各分野の専門家からリアルタイムで「マンツーマンレッスン」を受けることができる、オンライン学習サービス「Helpouts」を新たに公開したと発表しました。

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Google発EdTech!ちょっとした悩みや疑問について、各分野の専門家とマンツーマンで会話ができるサービスをローンチ!

Helpoutsは知識やサポートを提供したいユーザー(専門家)と、それを必要とするユーザーを結び付けることができるサービスで、例えばギターの練習で専門家のアドバイスを聞きたくなったら、その道の専門家にリアルタイムに相談することができます。

ユーザーは専門家の資格や予約状況、料金、人気度、レヴューに基づいて対話の相手を選択し、その場でオンラインしている相手を見つけてつなげることができるのはもちろん、事前予約も可能です。事前予約した場合は録画された動画が自動的に「Googleドライブ」に保存されるので、後から見直すこともできるようです。 Googleの提供する動画チャットサービス「Googleハングアウト」を通して利用します。ブラウザサービスと合わせてスマートフォンアプリも公開しています。

 

Googleの審査を通過した良質な専門家のみのプラットフォーム!
helpouts

現在、サービスのカテゴリーは「芸術&音楽」「コンピュータ&エレクトロニクス」「料理」「教育&キャリア」「ファッション&美容」「健康」「ホーム&ガーデン」となっており、パイプの水漏れの修理手順から、英国の全国統一試験「GCSE」の数学に合格するための個別指導、完璧な形の眉を描く方法まで幅広いサービスが提供されています。

専門家についてはGoogleが一連の審査を課してサービル品質の担保をしており、幅広い分野で1,000人以上の専門家を用意しています。中にはSephora(メイクアップ)、Rosetta Stone(語学学習)などの企業もコンテンツを提供しているようです。また現在はサービス品質担保のため、一部サービスの制限もあるようです。医療、金融、アルコール、法律相談などの特定の分野や17歳以下までのユーザーには使用制限があります。またユーザー側が金銭を要求することも認められいません。

Googleによる全額返金保証で安心してサービスが利用可能
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授業サービスの料金は無料から150ドルまでの範囲で設定されており、一回$20、1分あたり$2といったものまで様々です。料金設定は専門家が設定することができ、代金は直接利用者から得ることができるようです。 利用にあたってはGoogle+アカウントが必要となり、支払いは全てGoogle Walletを通じての決算となります。また、仮に期待したサービスがHelpoutsで受けられなかった場合は、googleによる全額返金が保証されているとのこと。

 

 C2C市場で新しい経済圏を創出できるか!?
Helpouts_-_Google_Play_の_Android_アプリ

※上記はhelpoutsのアプリ画面のイメージキャプチャ

これまで専門知識やスキルの習得や相談については、長い期間の授業を受講したり、専門業者に依頼したり、コンサルタントに依頼をすることが主流でしたが、「ちょっとだけ教えてもらう」だけで十分というニーズに対して、ネットでの助言や画面を共有してレクチャーで解決するというモデルを作りだそうとしています。

一般の人をマンツーマンで支援することに意欲的な専門家たちを集めて、その知識やスキルを提供する環境を作ることは、両者のニーズをマッチさせ、双方にメリットがある素晴らしいサービスかと思います。Googleは、独自の検索エンジンによって、ユーザーが答えを求める情報ネットワークの場を牽引してきました。ヤフオク!やebayなどに代表されるEコマースを中心にC2Cの分野でオンラインサービスが活発化していく中で、今回Googleがサービスに人間を組み入れて「人と人とをつなぐサービス」の分野に進出したことは、意義深いことだと思います。

現在はGoogleによってスクリーニングされた専門家のみが授業を提供できる仕組みですが、今後、一般の誰もがサービスを提供できるようになれば、オークションで当たり前になったC2Cのやり取りがスキルや知識の伝達などでも当たり前になっていく転換点になりうるのかもしれません。

日本でもC2Cサービスを提供するスタートアップが増える中、今回のhelpoutsの公開によって、人と人とをつなぐサービスがクローズアップされることで、EdTech関連サービスの意義が幅広く認知されるきっかけとなることを期待したいと思います。

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EdTech(教育×テクノロジー)をテーマにした「EdTech Media」、教育業界に特化した求人サービス「Education Career」を運営する、株式会社ファンオブライフ代表取締役。 EdTechのムーブメントを、情報と人材の面から支援している。