ひとりでも多くの人にプログラミングスキルを!オンラインプログラミング個別指導「CodeCamp」の誕生とこれから

これからの時代は語学とITのスキルは必須だと言われます。経営コンサルタントの大前研一氏は、「ITと英語、財務のスキルはビジネスマンの3種の神器」と語っていますし、英語を公用語化して注目された楽天の三木谷社長は、「英語とプログラミング言語を高校の必修科目にしてはどうか」と語っています。

今回は、ひとりでも多くの人にプログラミングスキルを身につけてもらうことを目指して、10月8日にサービスを開始したオンライン個別指導のプログラミングスクール「CodeCamp」を運営する、株式会社トライブユニブの池田洋宣社長にインタビューに伺いました。起業に至る経緯から、現在のサービスとこれから目指していくサービスについて語っていただきました。

サイバード、ビジネス・ブレークスルー、Incubatecamp、そして起業へ

トライブユニブ

※写真は株式会社トライブユニブの代表取締役社長 池田洋宣氏

Q:まずは、起業の背景からお聞きします。池田さんは元々起業しようと考えていたのですか?

A:元々、中学生の頃から起業に興味はありました。学生時代もベンチャーとまでは言えないまでも自身で個人商売のようなものをやっていました。いずれ起業はしようと思っていたので、今後起業するならITが外せないだろうと考えて、新卒ではサイバードに入社しIT関連のスキルを身につけていきました。

Q:サイバードでどんな仕事をされていたんですか?また転職のきっかけは?

A:企業のモバイルサービスやサイト、モバイルの広告の担当で、ToB向けのサービスを中心に運営していました。その中で2年間程勤務して、ToC向けのサービスをやりたくなって、そのときに関心を抱いたのが社会的意義の高い教育の分野でした。そこで当時日本で初めてオンラインで大学や大学院を開校していたビジネスブレークスルーに行くことを決めました。

Q:ビジネス・ブレークスルーではどんな仕事をされていたんですか?退職されてすぐに起業されたんですか?

A:マーケティング業務をやっていました、主に生徒の募集ですね。在職時から起業の準備はすすめていました、いくつかプランを考えてプロトタイプを作成したりはしていたのですが、しっくり来ず悶々としていた期間がありました。そんな期間を経てIncubate Campに参加して、ビジネスプランは磨かれ、固まっていきました。

当初は習い事すべてを視野に、プログラミングに領域をしぼった理由とは

codecamp

Q:最初からプログラミングに関するサービスを提供しようと思っていたんですか?

A:当初は、特に領域を問わずに広くやっていくつもりでした、色々なコンテンツがある学びのプラットフォームのようなものをイメージしていました。Incubate Campに参加した段階では、領域をしぼっていませんでしたが、その期間でプログラミングに絞っていきました。

 

Q:当初はすべてを対象にしようと思っていたところから、なぜプログラミングに対象を絞っていったんですか?

A:プログラミングに絞った理由は、大きく2点あります。

1点目は、まず自分が学びたいと思えるものを提供したいと考えたためです。他にも資格関連である程度の市場規模があるものがありましたが、中々関心が持てなかったのでそこを選ぶのはやめようと。プログラミングは自分も学びたいし、今後の社会でも要求されるものだという実感もあったので、この領域はいいのではないかと考えました。

2点目は、ビジネス視点です。先行する海外のサービスで、ビジネス視点で上手くいっているサービスはWebのスキルを向上させるものが多かったためです。Lynda.comやTreehouseのように成功例もあり、多分野の教育を扱うUdemyのようなサービスでも人気なのはWeb系のスキルです。ユーザニーズがあって、収益化しやすいのはプログラミングなのではないかと考えました。

動画で学んでも面白くない、直接教えてもらえるからこその楽しさがある

codecamp

Q:プログラミングで言えば他に動画で学べるサービスがある中で、あえて個別指導のサービス形式をとった理由は?

A:単純なんですが、動画で学んでも面白くないじゃないですか(笑)。勉強になるとは思うんですけど、どうしても飽きてしまうし眠くなってしまうかなと。面白くないと継続もしないと思うので動画を提供するという形式は選択しませんでした。さらにプログラミングは複雑なものなので、動画だけ見れば身に付くものではないと考えています。動画だけで上手くいくのであればある意味、参考書でもいいのかなと。参考書が動画になっているだけでは意味がないと思うので。直接、詳しい人に教えてもらうのが一番習得には近道なんじゃないかなと考えたんです。

Q:競合が参入してきた場合、どのように差別化を目指しますか?

A:授業の質や講師の質で差別化したいと考えています。仕組み自体は模倣しやすいものだと思いますので、良いエンジニアの方を集めて、分かりやすくて身に付く教え方をしていくことが重要だと思っています。運営側に元々エンジニアの育成をやっていたメンバーがおり、授業の質もこだわりますし、講師となるエンジニアの方の採用フローや育成にも力を入れています。

ユーザーはIT企業の非エンジニアが中心

Q:現在利用されているユーザーはどういった方が多いですか?

A:IT関連企業につとめている非エンジニアの方が多いですね。ポジション的には、Webディレクターやデザイナー、マーケターの方や経営企画の方なんかがいらっしゃいます。エンジニアではないので職場で直接身に付く環境にはいないけれども、スキルがあるとエンジニアとのコミュニケーションがしやすかったり、仕事がしやすいという方が多いのでないでしょうか。こういった方が半数を占めるかなと思います。あとはマチマチですが、技術を専門にはしていないスタートアップ関連の方も多いですね。コミュニケーションをするための最低限のスキルセットがほしいという方が多い印象は受けますね。現状、学生さんはあまりいないですね。

ひとりでも多くの人にプログラミングスキルを身につけてもらえるサービスを!

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Q:直近で目指すユーザー数などありますか?

A:会員登録1,000名をまずはターゲットとしています。toCと同時に、toBも含めて広げていきたいと考えています。例えば内定者や新卒に基本的なITスキルを身につけてもらうニーズは高いことは分かっているので、このマーケットは狙っていけるのではないかと考えています。

Q:今後のサービスの拡大はどのように考えていますか?

A:対象としているコースを増やしたり、ちょっとした悩みに応えるスポットで使えるサービスなんかも提供しようと考えています。動画などの提供は考えておらず、詳しい人が直接教えてくれるという形式はぶらさないつもりです。

投資を受けている以上、イグジットは意識していますが、サービスの目的は「ひとりでも多くの人にプログラミングスキルを身につけてもらうこと」なので、それが最大化出来る方法を模索していきたいと考えています。

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EdTech(教育×テクノロジー)をテーマにした「EdTech Media」、教育業界に特化した求人サービス「Education Career」を運営する、株式会社ファンオブライフ代表取締役。 EdTechのムーブメントを、情報と人材の面から支援している。