ついに!Courseraが日本語字幕付き講座の配信を開始!

オンラインでスタンフォード大学やハーバード大学など、世界トップ大学の講義に無料で参加できるMOOC(Massive Open Online Course)が新しいオンライン教育の潮流として世界的に注目されいますが、その代表的なサービスの1つであるコーセラ(Coursera)が、ついに日本語字幕付きコースの配信を開始しました。

日本語字幕付き講座の配信を開始
coursera

コーセラ社は、スタンフォード大学出身の2人の教授によって2012年に設立されたベンチャー企業で、世界中の多くの有名大学が参加しており、2013年10月現在、450を超える講座が提供され、サービス開始からの会員数はFacebookやTwitterを上回る早さで推移しています。
日本の大学では、東京大学がコーセラに参加していますが、これまでの講座は英語のみで提供されていました。
今回、コーセラ社から提供された日本語字幕付きの講座は、カリフォルニア大学サンディエゴ校の「Human-Computer Interaction」。
英語、日本語のほかトルコ語でも提供されています。

日本語翻訳を担当したのは、コーセラ社と2013年5月に翻訳パートナーとして提携しているエス株式会社(広島県広島市/代表取締役社長:児玉昇司)。
エス社代表の児玉氏は、「世界の会員数として低迷している日本人の会員数を、1年以内に500万人程度に増加させることを直近の数値目標にしています」と話しているとのこと。

エス株式会社プレスリリース http://www.es-c.co.jp/news_press/pr_20131008_coursera.php

 

加速するMOOCの活用 

2013年10月11日には、日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)の設立が発表されたり、NTTドコモと東京大学が反転学習に関する共同研究に乗り出すなど、日本でも大学や企業が連携し、オンライン教育やMOOCを活用した高等教育そのもののあり方を見直す動きが活発化しています。
一方、世界トップ大学の人気教授コンテンツを多数保有するコーセラ社が、日本語字幕付きコースを提供することにより、これまで言語に抵抗を感じていた層が、一気にコーセラに流入する可能性もあり、日本の各オンライン講座提供者は、世界トップ大学との競争にさらされることになります。
日本の大学やオンライン講座の提供者にとって、厳しい環境になりますが、受講者目線で、日本のオンライン教育・学習環境が一段と発展することを期待します。

そう遠くない未来、日本の高等教育環境は大きく変化することでしょう。

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