「未来の天才を生み出す」- 次世代プログラミング教育-講演レポート


 

「未来の天才を生み出す」- 次世代プログラミング教育-の講演レポート

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7月14に開催された、CA Tech Kids主催の講演会「未来の天才を生み出す次世代プログラミング教育」のレポートです。

1部がスピーカーによる講演、2部は小中学生プログラマーによるパネルディスカッションでした。本レポートでは1部の講演を対象にしたいと思います。

 

①あらゆる年齢の「子供達」のためのプログラミング/講演者 阿部和広氏(青山学院大学教授)

 

・デジタルネイティブとは何か?

様々なデバイスを使いこなす子供たちを見て、デジタルネイティブだと評されることが多いが、実は利用しているだけ何も生み出していない。デジタルネイティブといっても利用は出来るが想像する力に欠けているのではないか?という意見も見られるようになっている。

・コンピュータリテラシーとは?

一般的に考えられているコンピューターリテラシーは、「Wordが使える、 Excelが使える」といったもの。

しかし、コンピューターの父であり、コンピューターリテラシーの言葉を生んだアラン・ケイ氏は、コンピュータ言語の読み書きが出来ること、つまりプログラミング言語が分かることがコンピュータリテラシーがあることだと定義していた。

・子供のためのプログラミング言語スクラッチ

MITが開発したプログラミング言語Scratchは子供がプログラミングを学習するために作られた。どんどん改良されており使いやすくなっている。子供のためのプログラミングを学ぶ環境も整ってきている。阿部和広氏もスクラッチに関する書籍を出版する。

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阿部 和広
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・学びの一つとしてのプログラミング

「重要なのは、これは楽しいものであり、したがって本質的にやるだけの価値があるというものだ。」アラン・ケイ

教育というと、目的が先になって何かに取り組んでしまうことが多い。そうではなく、自分が楽しいと感じる気持ちがとても大切。そして学ぶことは、自分で何かを創ることでしか学べない。その学びの文脈にプログラミングがある。

 

②天才とは何か?/小飼弾氏

天才というのは「自分だけでは天才になれない」

教える人が親しかいないとすれば、親がその能力を欠いていたら、そこで終わり。

誰に会いに行けるかが天才足りうるかどうかを決める。

天才というのは、天才と認めてくれる人がいる所ではないと開花しない。

大前研一さんは自分を変える方法は以下の3つを変えるしかないと言った。

・時間配分

・住む場所

・付き合う人間

場所を変えてみたら天才になることもあれば、その逆もある。日本で生まれ育ったおかけで自分が天才であることが見つけてもらえられない可能性もある。

自分を理解してくれる人がどこにいるかは自分でしか分からない。親にも分からない。親は、子供の天分を見極められない可能性を考えておくべき。

つまり、「可愛い子には旅をさせよ」

 

③手のひらの中の教育/株式会社ドリコム 代表取締役社長 内藤 裕紀 氏
教育×インターネット___株式会社ドリコム

自分自身にも子供がいるので。子供たちが世の中に何を残していけるのか。プログラマーが増えていたら何が起きるのか?を意識して事業を行っている。

学びには3つのフェーズがある。

1. 予習 2. 習う 3. 復習

一番多く時間を割くのは復習の時間。

簡単なことを何度でも繰り返すことで最も成長すると思っている。

それをソーシャルの仕組みを使って促進している。

サービスは「えいぽんたん!」という英単語学習アプリ。ソーシャルの機能によって競い合い・励まし合いが生まれ学びが加速している。

加速度的に学習時間が増えていっている。

ドリコムのサービスで教育を変えていきたい。

 

※株式会社ドリコムの「えいぽんたん!」に関しては別記事で更新予定です。

 



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EdTech(教育×テクノロジー)をテーマにした「EdTech Media」、教育業界に特化した求人サービス「Education Career」を運営する、株式会社ファンオブライフ代表取締役。 EdTechのムーブメントを、情報と人材の面から支援している。