ベンチャーキャピタルが教育系スタートアップを無視出来ない5つの理由

 

 

高まる教育系スタートアップへの関心度
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国内、国外を問わず教育系スタートアップへの関心が高まっています。ベンチャーキャピタルの資金も、多くの教育系スタートアップに投資されるようになってきました。

※ベンチャーキャピタルから資金調達を行った語学系教育スタートアップまとめ

その背景を分かりやすく語るブログ記事が公開されていたので紹介します。

 

なぜベンチャーキャピタルはもはや教育系スタートアップを無視出来ないか
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参考記事 VentureBeat : Why VCs can’t afford to ignore EdTech any longer

 

1:優秀な人材を引きつける力

優秀な人材を引きつける力を、教育系スタートアップは持っています。自らの作ったサービスで教育に変革を起こすというビジョンは、魅力的なキャリアに映るでしょう。教育を受けていない人材はほぼおらず、自分自身の実体験に基づいてサービスを考えられるという点もみりょくなのではないでしょうか。カーンアカデミーもGoogle出身など優秀なエンジニアを採用できているといいます。

参考記事:シリコンヴァレーのエリートたちが転職したがる、注目の教育NPO「カーン・アカデミー」

 

2:公共の利益

教育格差の解消、子供たちの教育環境の改善、学校改革、人材育成、スキル向上、生涯学習といった教育系スタートアップが向き合う社会課題は、公共の利益に直結します。そのため人々の関心度も高くなりやすいです。スタートアップ界隈以外の人々(マスと思われる人々)への伝播が他のハイテク系のスタートアップより起きやすく、サービスの認知をさせやすい。おそらく、ピーターティールよりサルマンカーンの方が関心を集めやすいでしょう。

 

3:マーケットタイミング

教育システムはさまざまな角度から批判をされています。現在の教育システムが社会のニーズに応えられているとは言い難いです。エンジニアやグローバル人材の育成などが既存の教育システムから多数輩出されるとは言い難いでしょう。社会情勢の変化とそれに対応出来ない既存の教育機関の存在は、教育系スタートアップにとって巨大なチャンスを秘めていると言えます。

 

4:教育機関の中でのクチコミ・拡大

教育系スタートアップの顧客(教育機関・講師)は互いに競合しません。たいていの教育機関は、互いに協力的で協調的に動きます。もし、特定の教育機関や個人が、自身のアウトプット(教材や講義)の質を高めるサービスを受けたら、他の教育機関にすすめてくれるでしょう。これは他の業界には起きづらい現象です。よって

 

5:外の業界から見た時の競争優位性

サービスの成熟度が一般の消費者向け・企業向けサービスよりは遅れている。現状をよりよくするためのサービス・プロダクトの基準が他に比べて、比較的低い。多くの場合、長期契約と制度的な取引環境に縛られてサービスの改善が遅れているでしょう。他業界の基準を教育業界に持ち込み構造を変えることが出来れば、大きく成長出来る可能性がある。

 

いかがでしょうか?あくまでアメリカの事情を反映した記事ですが、1の優秀な人材を集められるという点は確かなのではないかと感じます。教育を社会課題と感じている人は多く、サービスのビジョンに共感する人は比較的集めやすいのではないでしょうか。

他にもこういった要素があるといったものがあればコメント頂ければと思います。

 

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    EdTech(教育×テクノロジー)をテーマにした「EdTech Media」、教育業界に特化した求人サービス「Education Career」を運営する、株式会社ファンオブライフ代表取締役。 EdTechのムーブメントを、情報と人材の面から支援している。