ベンチャーキャピタルから資金調達を行った語学系教育スタートアップまとめ


ベンチャーキャピタルから資金調達を行った語学系スタートアップ

日本国内のEdTechの分野は、語学系のサービスが起点で盛り上がっているような印象を受けます。おそらく日本の環境が変化し、グローバル化への対応を迫られ、語学(特に英語)を学ぶニーズが非常に高まっている環境が要因としてはあるのだと思います。そこで今回は、注目度の高い語学系のサービスを提供し、ベンチャーキャピタルから出資を受けているスタートアップをまとめてみました。

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(1)オンライン英会話最大手「レアジョブ

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投資ベンチャーキャピタル:グローバルブレイン

調達額:2,000万円

オンライン英会話最大手のレアジョブはグローバルブレイン株式会社から2008年4月に2,000万円の出資を受けている。現在は、会員数15万人を突破しており、会員数・講師数ともに国内でナンバーワンの地位を得ている。

※創業者の加藤氏のピッチレポート記事:EdTech JAPAN Pitch Festival vol.2 レポート4 レアジョブ代表取締役社長/加藤智久氏

 

 

(2)同じくオンライン英会話「ラングリッチ

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投資ベンチャーキャピタル:KLab Ventures、個人投資家(事業家加藤順彦氏、ヒトメディア代表取締役社長の森田正康、LiveAlive代表取締役上田浩史氏)

調達額:約5000万円

※上記はCNET Japanを参照

ラングリッチは口コミNO1をうたうオンライン英会話サービス。フィリピンにオフィスを用意することで安定したレッスンを提供することが強みとしている。

 

(3)知りたい英語が分かるオンライン英会話「ベストティーチャー

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投資ベンチャーキャピタル:サイバーエージェント・ベンチャーズ、GMO VenturePartners 、SMBCベンチャーキャピタル

調達額:5,110万円※GMO VenturePartners 、SMBCベンチャーキャピタルを引受先とするものでサイバーエージェントベンチャーズ分は含まれない。

自分が言いたいことを英文のスクリプトにするところから始まるオンライン英会話。「知りたい英語が、今すぐ分かる。積み重なると、何でも話せる。」をコンセプトにしており他のオンライン英会話で挫折してしまった人もターゲットにしている。

※CEO宮地氏のインタビュー記事

Edtech系スタートアップインタビューvol.1 BestTeacher ベストティーチャー編(前編)

Edtech系スタートアップインタビューvol.2 BestTeacher ベストティーチャー編(後編)

 

(4)ネイティブ限定のオンライン英会話「スキマトーク

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投資ベンチャーキャピタル:Recruit Strategic Partners

調達額:不明

英語を教えたいネイティブスピーカーと英語を学びたい学習者との間で、C to C(一般消費者間)のマッチングを行う英語学習プラットフォームの運営を行っている。講師はすべてネイティブ。北米、欧州、アジアパシフィックなど世界各地におり、フィリピンに限らないのが他サービスとの差別化要素。

 

(5)語学学習プラットフォームの「Language Cloud

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投資ベンチャーキャピタル:サイバーエージェント・ベンチャーズ、サンブリッジ グローバルベンチャーズ、デジタルガレージ、500 Startups

調達額:不明

語学教師と生徒が授業や教材の管理を容易に実現するためのWeb・モバイルプラットフォームを提供するLanguage Cloud, Inc。Language Cloudは上智大学や東京大学といった主要大学の語学教師を含む顧客を獲得することに成功しているようだ。上智大学は2013年4月より国際教養学部の新一年生を対象とした英語の実力テストをLanguage Cloudのプラットフォーム上で行うことを発表している。

 

語学マーケットは大きく今後も成長可能性大

語学関連のマーケットは現在でも十分大きい。既存の英会話スクール/教材といったところから数%リプレイス出来るだけで大きく成長出来ると思われ、期待は大きい。但し、その分競争も激しく、オンライン英会話は参入が相次いでいる。オンライン英会話市場としては大きくなっていく可能性が高いが、早い段階で認知度を高めるサービスが有利になるのは間違いないだろう。そういう意味でも資金調達で積極的にプロモーションを仕掛けられるようになるのは重要だ。

また、日本国内のマーケットはシュリンクしていくかもしれないが、周辺のアジア諸国へも横展開は可能と思われる(もちろんローカライズは必要だが)。アジア諸国にとって母国語でない英語(外国語)を学ぶのは大きな課題でありニーズも大きいため、この分野でシェアをとれれば急成長出来る可能性を秘めた分野、今後の展開に注目していきたい。



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    EdTech(教育×テクノロジー)をテーマにした「EdTech Media」、教育業界に特化した求人サービス「Education Career」を運営する、株式会社ファンオブライフ代表取締役。 EdTechのムーブメントを、情報と人材の面から支援している。