ほんとうにいいの?デジタル教科書 新井紀子著


教育のデジタル化の中で、トピックスに上がりやすい「デジタル教科書」

この記事で紹介する「ほんとうにいいの? デジタル教科書 (岩波ブックレット)は、そのデジタル教科書の日本での状況と、現在の紙の教科書と比較したメリット/デメリットが、分かりやすくまとまっている。

 

ほんとうにいいの? デジタル教科書 (岩波ブックレット)
新井 紀子
岩波書店
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著者である新井紀子氏は、本書の中で、デジタル教科書を4つの構成要素(ハードウェア/ソフトウェア/コンテンツ/ネットワーク)に分解してそのメリット・デメリットを論じている。

その中で論点としているトピックスは、スタートアップが現在の教育の課題として設定しているものも多く、教育の改革/EdTechの分野に興味のある人にとっては一読の価値がある。4つの構成要素の中で語られるトピックスを以下に簡単にまとめた。

 

  • ハードウェア
    • デジタル教科書と紙の教科書のコスト
    • デジタル教科書の弱み
    • 教育効果の測定と過去ログ分析の現実性
  • ソフトウェア
    • ハイパーリンクの功と罪
    • マルチウィンドウとワーキングメモリ
  • コンテンツ
    • デジタルコンテンツの種類
    • 学びのゲーム化はモチベーションを高めるか
    • ゲーム化による即時フィードバックの弊害
    • 学習履歴から適切な指導方法は計算可能か
  • ネットワーク 
    • ネットワーク配備を巡る政治状況
    • 情報化の優先順位(なぜ高校教育を優先しないか/初等教育を優先すべきか)
    • 教育に必要なネットワークとは

これからの教育に興味のある人は、読んでおいて損の無い本だ。



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EdTech(教育×テクノロジー)をテーマにした「EdTech Media」、教育業界に特化した求人サービス「Education Career」を運営する、株式会社ファンオブライフ代表取締役。 EdTechのムーブメントを、情報と人材の面から支援している。