EdTech JAPAN Pitch Festival vol.2 レポート6 e-Education/三輪開人氏


EdTech JAPAN Pitch Festival vol.2のピッチレポート第6弾、e-Educationの三輪開人氏

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e-Educationは、「DVDを用いた映像授業を通し、途上国の教育問題を若者の力で解決する、五大陸ドラゴン桜 e-Educationプロジェクト」を運営している。今回のピッチは、e-Education副代表の三輪開人氏が行った。

 

日本のEdTechは世界一か?

日本のEdTechは世界を狙えると今日のプレゼンを聞いて思った。実は、2年前にも同じことを思った経験がある。e-Educationは世界一だとある友人に言われたことがある。

 

始まりはアジア最貧国「バングラデシュ」の教育格差

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株式会社マザーハウスのインターンをバングラデシュで行っていた。そのとき、ムハマドユヌスの下で働く、現e-Education代表の税所篤快氏と出会った。そこで、二人の問題意識がぴったりとあった。その問題意識とは、「バングラデシュには教育が足りない」、教育格差をどうにかしなければならないという思いだった。先生の数が4万人不足している、勉強したいといって泣く高校生の存在が、バングラデシュにはあった。

 

DVD形式の授業で解決出来るのではないか?

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予備校で学んだ授業形式がバングラデシュでも使えるのではないか。 DVDを使った大学受験プロジェクトとしてスタートした。バングラデシュには先生は足りないだけで、優秀な先生はいた。貧しい生徒のために授業のDVD化を協力依頼。快くOKを頂くことが出来た。貧しい農村部の高校生30名を対象にそのDVDで授業を提供。ダッカ大学(日本の東大に相当)に合格する生徒が出てきた。バングラの快挙、革命があったと現地の新聞で報じられた。

 

世界一の意味

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現地のプロジェクトリーダーをやっていたマヒンが日本に来ることが出来るようになった。実際にマヒンがe-Educationは世界一だと言った。その時まで自分自身世界一の意味をはき違えていた。テクノロジーに関しては最先端のものであれば有る程素晴らしいと思っていた。しかし世界最貧国には、英語が分からない、インターネット環境がない、インターネットを使ったことがない人が多く存在している。その人たちにとっては、最先端の技術は意味をなさない。その人たちにとっては、DVDで授業を提供するというe-Educationが最適なソリューションだった。どんなユーザーの、どんな目的のために、「最適な技術」を考える必要があるということに気づかされた。

 

教育を受けるものから与えるものへの変化

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メンバーだけでなく、現地のバングラデシュの人もそういう気持ちになっていった。勉強する環境がないなら作ればいいという考え方に変化。マヒンからバングラデシュは任せろという言葉をもらった。バングラデシュから世界へ拡大を目指した。

 

目指すは、「途上国の教育問題を若者の力で解決する」

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2011年までの実績は、DVD35本 50名に提供 3名ダッカ大学に合格。2012年は、6カ国、150DVDを1400人に届けた。2013年11カ国 300DVDを3,000人の生徒に提供を目標に掲げている。インターネットのつながっていない世界最貧国に向けて、e-Educationの仕組みを提供する。 「2020年60カ国 10万DVDを1000万人に提供したい」



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    EdTech(教育×テクノロジー)をテーマにした「EdTech Media」、教育業界に特化した求人サービス「Education Career」を運営する、株式会社ファンオブライフ代表取締役。 EdTechのムーブメントを、情報と人材の面から支援している。