EdTech JAPAN Pitch Festival Vol2 レポート2 株式会社LOUPE 代表取締役 浅谷 治希氏

EdTech JAPAN Pitch Festival Vol2 のピッチレポート第2弾は、「株式会社LOUPE 代表取締役 浅谷 治希氏」

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浅谷 治希氏は、1985年生まれ、慶応義塾大学卒業後、ベネッセにて女性向けポータルサイトのウェブマーケティングに携わる。2012年にスタートアップウィークエンドにて優勝、世界で8位に。2013年2月に会社設立を完了。サービスは5月末リリースを予定している。

 

サービスのミッションは「支え抜く」

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SENSEINOTEは、先生が知恵を持ち寄るWEBサービス。影響を受けているサービスはエンジニアの情報共有ツールGitHub

目指すは先生にとってのGitHub、先生が知恵を持ち寄る場を作って、先生を「支え抜く」を実現したい。

 

メインターゲットは若手の先生

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教育実習をおえてすぐに教育現場に配属、生徒と向き合うというのは、精神的負荷が大きい。閉鎖的な空間で過ごしていると、精神を削られていく。その状態で子供と向き合うのは危険だと考えている。その若手の先生をサポートしたい。

 

提供したい知恵は、「教科指導」「生徒指導」「学校運営」の3タイプ

年間指導計画/分かりやすい教材などの「教科指導」、生徒のタイプに応じた指導方法/いじめ/不登校といった問題への取り組み方の「生徒指導」、成績管理などのエクセルツールなどの「学校運営」に関わる知恵を提供する。

先生たちは職場内での情報共有もない、学校間での共有もない。情報不足のために悩んでいる。情報は公開している人もいるが、検索で見つける難易度が非常に高い。この「情報不足」という課題を解決したい。

 

コンテンツを集めるキーワードは、「承認欲求」

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基本的に先生は、ナレッジや知恵を誰かに評価される場がない。自身のノウハウや知恵を他の先生に認めてもらいたいという承認欲求が強いという仮説を持っている。この先生の感情的なインセンティブがコンテンツを集める鍵になると考えている。クックパッドは主婦の承認欲求を満たす場として成功した。それを参考にしたい。アメリカのTeahersPayTeachersのような金銭的インセンティブを理想とは考えてはいない。先生に稼いでほしいわけではなく、あくまで「支え抜く」ということを実現したい。その場合は、感情的なインセンティブで動いてもらうのがよい。

 

システムは、「個人登録」、「実名制」、「月額会員制」

学校ごとの登録は自治体のしがらみがあるため、個人単位での登録を採用している。個人のモチベーションの高い先生同士をつなげる。実名制をとるが、センシティブな内容もあることを想定し、匿名での投稿も可能にする。先生からの月額会員費で収益化を図る。会員数に応じて広告等も考えているが、あくまで先生によりそうという文化は捨てない。

 

スタートアップウィークエンドで得たサービスへの確信


※スタートアップウィークエンドでのサービス紹介動画

実際にサービスを形にして東京部門で優勝、世界で8位に。この順位自体は重要ではなく、色んなメディアに登場したことがきっかけで、Facebook経由でたくさん応援のメッセージをもらった。多くの人に必要とされていることを実感。この出来事でサービスの可能性を確信した。

 

サービスに必要なのは強烈な「原体験」

原体験に紐づいた理想とする社会が必要なのではないかと考えている。自分は教師をやっている高校の同級生を救いたい、幸せにしたいという思いだった。同じように悩んでいる先生がたくさんいたから、その悩みを解決したいと考えていた。

 

「SENSEI NOTE」の強みは

教育業界のしがらみ・既成概念にとらわれず、ゼロベースで考えられること。例えば先生はお金を払わないという認識があるか、本当にそうなのかというのを実際にヒアリングしていけば必ずしもそうではないということに気づくことが出来る。

  

「SENSEI」をグローバルにつなげたい

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グローバルで先生をつなげることを目標にサービスを展開したい。「SENSEI」という言葉は、マスターのようなイメージでクールなイメージが世界にはある。グローバル展開もしやすいと思って「SENSEI NOTE」というサービス名にした。グローバルで先生をつなげて、先生が国を超えて情報を共有する世界を実現したいと考えている。

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ABOUTこの記事をかいた人

EdTech(教育×テクノロジー)をテーマにした「EdTech Media」、教育業界に特化した求人サービス「Education Career」を運営する、株式会社ファンオブライフ代表取締役。 EdTechのムーブメントを、情報と人材の面から支援している。