EdTech JAPAN Pitch Festival Vol2 レポート1 FLENS株式会社 大生 隆洋氏

昨日開催された、EdTech JAPAN Pitch Festival Vol2のピッチを紹介。

第1弾は全国初のタブレット学習によるネットワーク対戦型サービスを提供するFLENS株式会社 大生 隆洋氏のピッチ

 

大生 隆洋氏の経歴

大手学習塾湘南ゼミナールの拡大期に7年間トップ講師として活躍、事業部長、経営企画部長、取締役、を歴任。

2010年社内PJTとしてFLENSプロジェクトを設立、2012年にスピンオフし代表取締役に就任。現在に至る。

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サービスの3つの視点「タブレット×反復学習×ストックビジネス」

デバイスはタブレットを用いて、教育現場で軽視されがちな「反復学習」を行うサービスを提供する。フロー型のダウンロードしてからは生徒に学習時間をまかすサービスではなく、日々の授業・カリキュラムフローに組み込んでもらい、毎日使ってもらうストックビジネスを志向している。

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キーワードは「モチベーション」、ターゲットは「普通の小中学生」

FLENSのターゲットは「普通の小中学生」

普通の小中学生は、「勉強はわかれば楽しいし、人よりも出来るとやる気になるけど、勉強以外の遊びや趣味もおもいっきりやりたい」と考えていることが多い。その子供たちに、タブレット等で可能になるいつでも、どこでもといった利便性、スキマ時間に勉強できるという価値は、訴求として強くない。そんな「普通の小中学生」の勉強への動機付けを行うサービスを提供している。つまり、「積極的に自分から学ぶ人」を前提としたサービスではなく、「どちらかと言えば受動的な人」に対して、モチベーションが出るようなサービスを提供している。

 

「競争」でモチベーションを高める

競争という要素は、偏差値教育などのイメージと重なり、日本の教育ではネガティブに用いられることも多いが、非常に有効なもの。例えば、クラスでゴミ拾いをする場合に、ただやらせる場合と、グループ分けしてグループ毎に競わせる場合、取り組みに対するモチベーションが大きく変わる。こういった競争要素をサービスに取り組み、子供のモチベーションを高めている。 

 

全国で行うリアルタイム対戦型のドリル学習サービス

全国(海外も計画中)100教室で2,000名の子供たちが毎日18時から学習をしている。首都圏の子供と地方の子供が競いあうという場が提供出来ている。2,000枚のタブレットが同期し、生徒が同時に問題を解いていく。タブレットには全くノートと遜色の無いスピードで計算を書くことが出来、子供にとってはほぼノートと変わらない。アバターを使って全国のライバルとつながっている、リアルタイムに順位を見ながら競争を行う。個人の順位、教室の順位が出てくるような仕組みを提供している。

 

 

モチベーションのキーワード「最適なグループ化」

一つのクラスで競争しようとしても生徒間の差がありすぎて、いい競争にならないことは多い。しかしFLENSの仕組みを使って全国から生徒を集めることで、同レベルのグループ化が容易になる。計算の得意な子、苦手な子同士の対戦が可能になり、頑張り次第によって1位になれる丁度よい競争環境が醸成される。

 

FLENSはあくまで「やる気を引き出すエンジン」、理想はその先に

大生氏は、FLENSはあくまでエンジンで、最重要は子供の自発的な家庭学習にあると語った。家庭学習につながるモチベーションアップをFLENSで提供し、トレーニングブックを使って、生徒自ら家庭で学習するようになる世界を目指している。モチベーションをFLENSの仕組みを使って高め、家庭学習を自発的に行うようにし、こなすだけの宿題から、本気で取り組む宿題へ学習の質を変化をさせていきたいと熱く語った。

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ABOUTこの記事をかいた人

EdTech(教育×テクノロジー)をテーマにした「EdTech Media」、教育業界に特化した求人サービス「Education Career」を運営する、株式会社ファンオブライフ代表取締役。 EdTechのムーブメントを、情報と人材の面から支援している。