伊藤穣一が語る未来の教育 wired.jpより


伊藤穰一:学ぶべきは、「何を学ぶか」ではなく、「どうやって学ぶか」

MITメディアラボの所長、伊藤穣一氏がWiredで未来の教育について語っている。

 

「世界の変化のスピードがこれだけ速くなると、〈地図〉はもはや役に立たない。必要なのは〈コンパス〉です。

 

まず「教育」と「学び」は違います。英語で言うと「Education」と「Learning」ですが、いま大事なのは「教育」ではなく「学び」のほうです。学ぶためのパッション、学ぶためのコラボレーションをどうやって子どもたちに授けていくのか。そこをやっていかないかぎり、授業をいくらオンライン化したところで意味がありません。

 

既成の権威を疑って自分で考えること、素直かつ謙虚に権威を疑うことが必要なのです。子どもたちには、そのための倫理やインスピレーションを学ぶためのメンターやロールモデルが必要で、そうした体験を提供できなければ、学校の価値は減る一方でしょう。学ぶべきは、「何を学ぶか」ではなく、「どうやって学ぶか」なのです。

 

確かにどれだけテクノロジーが発展して学ぶための環境が整っても学ぶ側のパッションや気持ちが無ければ、それも役に立たない。

恐らく今の日本は、歴史上最も学習出来る環境がそろっているはずだが、史上最も楽しんで勉強をしているかというとそうではないと思う。

これから必要なのは、「どうやって学ぶか」そしてその気持ちをどうやって持ち続けるのかの「どうやって学び続けるか」なのかもしれない。

 

WIRED VOL.5 GQ JAPAN.2012年10月号増刊
コンデナスト・ジャパン (2012-09-10)

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EdTech(教育×テクノロジー)をテーマにした「EdTech Media」、教育業界に特化した求人サービス「Education Career」を運営する、株式会社ファンオブライフ代表取締役。 EdTechのムーブメントを、情報と人材の面から支援している。